【梅まつり2015】二月が本番!東京から行ける梅の名所10選

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東京では1月26日、大阪では27日に梅の開花開花が発表されましたね。桜の花より小ぶりですが古風な花々からは春が待ち遠しい香りが漂ってくるようです。

全国各地では2月のはじめから梅まつりなどのイベントが開催されます。今年は寒さの影響から梅の開花が遅れているようですので、2月半ばから後半に見頃となる名所が多いようです。土日や2月11日の祝日を利用して一足早い春の香りを楽しんでみてはいかがでしょうか。

今回はメルマガ『花の名所案内』で紹介されていた関東甲信越の梅の名所を集めてみました。梅まつりの開催日もあわせてご覧ください。

 ●偕楽園(茨城県・水戸市)

偕楽園
金沢の兼六園、岡山の後楽園とともに 日本三名園の一つとして知られる偕楽園。「民と偕(とも)に楽しむ」という意味でこの名が付けられた園内では約3000本、約100品種の多種多彩な梅を観賞できる。偕楽園内では野点茶会や野外琴の会などが賑やかに行われるが、偕楽園の対に位置する弘道館ではより落ち着いた雰囲気で梅を楽しめる。
水戸の梅まつり:平成27年2月20日(金)~3月31日(火)

●筑波山梅林(茨城県・つくば市)

筑波山 梅

つくば市北端にある標高877mの筑波山、その山中腹(標高250m付近)にあるのが、つくば市営の筑波山梅林。園内のいたるところに筑波石の巨岩が散在しており、梅とのコントラストが特徴的。林道も舗装されているので登りやすい。
筑波山梅まつり:平成27年2月21日(土)~3月29日(日)

●箕郷梅林(群馬県・高崎市)

箕郷

画像提供:ビジュアルぐんま

梅の生産量全国第2位の群馬が誇る三大梅林のひとつ。谷を挟んで向かい合う山と山が10万本の梅の花で埋め尽くされる様子は圧巻。観賞用ではなく、梅の実の生産をするための梅林なのでほとんどが白梅。
みさと梅まつり:3月上旬~3月下旬

●秋間梅林(群馬県・安中市)

画像提供:ビジュアルぐんま

大正初期に漬け梅用として植えられたのがこの梅林の始まり。いまでは秋間川沿いの丘陵地帯50ヘクタールに3万5000本を越す紅白梅が咲き誇り、その規模は関東一とのこと。期間中にはモデル撮影会や和太鼓演奏、餅つき大会などの催しが行われ多くの観光客で賑わう。
秋間梅林祭:平成27年2月21日(土)~3月下旬

●榛名梅林(群馬県・榛名町)

画像提供:ビジュアルぐんま

箕郷、秋間と並ぶ群馬三大梅林のひとつ。梅まつりの主会場「エコール」周辺の里見丘陵の一帯では約7万本の広大な白梅の林を見渡すことができ、その様子は白雲がたなびくような美しさ。毎年3月の第3日曜日に「榛名の梅祭り」が開催され、“梅干しの種飛ばし大会”などユニークなイベントが開催される。

●湯島天神(東京都・文京区)

湯島 梅
江戸時代より「梅の名所」として多くの庶民に親しまれて来た湯島天神。言わずと知れた学業成就の名所ということもあり、花見客だけでなく受験生やその家族でにぎわう。初春の東京年中行事として、各放送局の放映、新聞紙上を飾る名所中の名所。
湯島天神梅まつり:平成27年2月8日(日)~3月8日(日)

●府中市郷土の森博物館(東京都・府中市)

約14ヘクタールの敷地には梅園だけでなく、府中市の歴史や自然を紹介する常設展示室やプラネタリウムのある本館、昔の復元建築物、芝生広場などがあり敷地全てをミュージアムとして楽しめる。早咲きから遅咲きまで約60種類1100本の梅が咲き誇るので好みに合わせて季節の梅を楽しめる。
郷土の森 梅まつり:平成27年2月7日(土)~3月15日(日)

●曽我梅林(神奈川県・小田原市)

曽我梅林 梅
曽我梅林では約3万5000本の白梅が咲き誇ります。白い花が可憐な早咲き桜「十郎」を筆頭に白加賀、杉田など多くの白梅がつづく。迫力のあるしだれ梅などが町中のいたるところで楽しめる。梅まつり時期には郷土芸能の寿獅子舞(ことぶきししまい)や、流鏑馬(やぶさめ)などイベントもさまざま。
曽我別所梅まつり:平成27年1月31日(土)~3月1日(日)

●湯河原梅林(神奈川県・湯河原町)

湯河原

写真提供:湯河原町

平成8年に初公開された湯河原梅林。幕山の山麓斜面に、約4千本の紅梅・白梅が咲き乱れる様子はまるで梅のじゅうたんと例えられるほど。第20回を迎える今年の梅の宴では湯河原梅林限定『梅ソフト』やB級グルメ『担々やきそば』、湯河原の特産品などが出店される。
湯河原梅林梅の宴:平成27年2月7日(土)~3月15日(日)

●熱海梅園(静岡県・熱海市)

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画像提供:静岡県観光協会

明治19年開園の熱海梅園は温暖な気候と早咲き品種が多いことで日本一の早咲きとして有名。園内には樹齢100年を越える梅の古木をはじめ、60品種450本を超える梅が咲き誇っているが、遅咲きの品種もあるため12月下旬から3月頭まで長期間楽しめる。梅まつり期間中には限定で足湯が設けられる。
平成27年1月10日(土)~3月8日(日)

詳細やこの他の名所についてはメルマガ『花の名所案内』運営サイトをご覧ください。

春の訪れはもう少し先ですが、もうすぐ春がやって来る、そんな気分を味わいに出かけてみたいですね。

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