お子さんが掛け算九九で苦労していたら、親としては「なんとしてでも覚えさせてあげよう!」と全力でサポートしたくなりますよね。これ、無料メルマガ『子どもが育つ「父親術」』によると、NGとのこと。では、親はどのように子供と接すればいいのでしょうか。
子どもの限界と親がすべきサポート法
新学期が始まって、およそ2週間が過ぎましたね。子供たちは、新しい環境に慣れてきた頃でしょうか。
小学校に入ると、次々に新しい課題に取り組むのが日常になってきます。勉強でも、運動でも、人間関係でも(就学前も変わらないかもしれませんね)。
そんな中で、子供が次々に課題をクリアして行ってくれれば良いのですが、常にそうとは限りません。時には、子供が壁に当たってしまうこともあるでしょう。
─どうしても、逆上がりができない。
─九九が、なかなか覚えられない。
─友だちづくりが、昔から苦手。
一通り努力してみても課題をクリアできない時、心の中で「子供の限界」を感じる瞬間があるかも知れません。
そんな時は、特に注意が必要です。
『子供が課題を乗り越えられるよう、親がサポートする』という方針は良いのですが、
- 一生懸命にサポートする
- 親が手を尽くして対処する
- 本人の努力不足を指摘する、さらなる努力を求める
- 他者・環境など外部のせいにする
こういった行動に走ってしまっていないか、自分で慎重に点検してみる必要があります。
端的に言ってしまうと、本人が「この課題をクリアしたい」と思う「意志」よりも、親が「この子に課題をクリアさせたい」と思う「熱意」が強い時は、かなり危険です。
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