GW明け、人ごみを避けてとびきりの夕日に会いに。眺望絶佳な海辺の特選写真

2015.05.06
by kousei_saho
Norikazu/shutterstockNorikazu/shutterstock
 

GW、皆さんはどちらにお出かけになりましたか?「予定が立たずにどこにも行けなかった」という向きはこんな風に考えてみてはいかがでしょうか、「連休疲れでまわりが出控えている今こそ静かに旅ができるシーズンだ」と。そんな方のために今回はとっておきのスポットをご紹介します。題して「泣けるほど綺麗な夕日を見に行こう」。美しい写真とともにお届けします。

夕日を見に行く

首都圏から気軽にアクセスできる伊豆半島。大田子、堂ヶ島など「日本の夕陽百選」に選定されている名所もありますが、今回ご案内するのは静岡県伊豆市の恋人岬。水平線に沈みゆく夕日は人々を無言にするほどの荘厳さです。

静岡県伊豆市 恋人岬 写真提供:静岡県観光協会

静岡県伊豆市 恋人岬 写真提供:静岡県観光協会

「想いを寄せる人の名を呼びながら3回鳴らすと愛が叶う」というラブコールベルが据えられている展望デッキは、今年2月14日にリニューアルされたばかり。当日は「恋人岬バレンタインスペシャル」なるイベントも開催されました。その記事にはデッキ上での結婚式の話題も取り上げられていますが、土肥温泉旅館協同組合に申し込めばどなたでも挙式可能(詳しくはこちら)。夕日を見ながら鳴らした鐘が実らせてくれた愛を、同じ場所で祝福してもらう――、これ以上のロマン、ちょっと考えつきませんよね。

その恋人岬から西へおよそ860km、長崎県佐世保市の展海峰(てんかいほう)から見る夕日もまた、息をのむ素晴らしさ。茜に染まる九十九島(くじゅうくしま)の姿をとらえようという写真愛好家が全国から集まる、九州の名勝地です。

長崎県佐世保市 九十九島 写真提供:長崎県観光連盟

長崎県佐世保市 九十九島 写真提供:長崎県観光連盟

大小208もの島それぞれが作る個性的な影、それらを縫うように往く舟――。どれだけ眺めていても飽きることはありません。地元佐世保市ではそんな夕日をより楽しんでもらいたいと、月ごとに日が沈む位置と時刻がひと目でわかるガイドを制作。これからの時期は平戸島の奥に消えてゆく太陽の姿を見ることができそうです。

泣けるほど綺麗な夕日を見に行く旅、最後に訪れるのは沖縄県宮古島市中心部から車で10分ほどに位置する砂山ビーチ。白い砂の丘を越えると現れる、「眺望絶佳」という言葉にふさわしい浜辺です。

沖縄県宮古島市 砂山ビーチ eye-blink/shutterstock

沖縄県宮古島市 砂山ビーチ eye-blink/shutterstock

ビーチの左側にあるアーチは、海からの風、そして波によって隆起サンゴが浸食されたもので、その天然の洞窟に沈む夕日は何かスピリチュアルなものを感じるほどだといいます。信仰が厚い沖縄ですから、あながち不思議なことではないのかもしれませんね。

梅雨を迎える前に、心揺さぶる夕日に会いに行く――。そんな旅に、あなたも出かけてみませんか?


<オススメ旅情報>

恋人岬オーシャンビューリゾート 岬 misaki
その名の通り恋人岬に建つホテル。魚から野菜、塩に至るまですべて地元産のディナーを海を見ながら!

九十九島ベイサイドホテル&リゾートフラッグス
展海峰へはこちらから。2014年12月にリブランド、最上の時を過ごせるホテルです。

VILLA ELILAI MIYAKOJIMA
こちらにステイして砂山ビーチへ。一日一組限定の「宮古の隠れ家」です。


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