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データで見ると日本株はまだいける?中長期スタンスで流れに乗ろう!

先頃、12連騰を記録した日経平均株価ですが、最近は一段落といった感じが続いています。はたしてこれで日経の好調は終わりなんでしょうか?『ハロー!株式』を配信するaquaさんは、過去のデータと照らし合わせると、これはむしろ大相場の始まりとも見られるのではないかと語ります。

データで見ると連騰記録は大相場の入り口?

足元ようやく一押し入れた株式マーケット。6月1日まで12日連続高を演じた後だけに当然の一服・休養と言えます。その12日連続高は1988年2月に記録した13日連続高以来、ほぼ27年ぶりの長期上昇です。

1988年の場合は連続高が始まる前日(2月9日)の終値2万3662円から、その後の89年12月末に記録したバブル最高値3万8915円まで値幅にして1万5000円以上という強力な上昇相場を演じた経緯があります。

戦後の株式相場を振り返りますと、11日連続高以上となった7回のうち100日後の日経平均株価が連続高終了日の値を下回ったのは1回だけです。この度の連続高記録は相場の終わり(出口)ではなく、大相場の始まり(入り口)というシグナルとなり得るだけに要注目となります。

繰り返し申し上げていますが、安倍政権の成長戦略を背景とした『7頭の鯨』の出現、すなわち
(1)「GPIF」(年金積立金管理運用独立行政法人)、
(2)「KKR」(国家公務員共済組合連合会)と
(3)「地方公務員共済組合連合会」と
(4)「日本私立学校振興・共済事業団」の主要三共済、
(5)「かんぽ生命」と
(6)「ゆうちょ銀行」、それに
(7)「日銀」を加えた『7頭の鯨』が強力な上昇相場形成の一役を担っています。

 この『7頭の鯨』に加えて(8)『外国人』の巨額マネーが株式マーケットに流入しており、さらにこれからは(9)自社株買いも益々活発化してきます。

ここまで相場は多少のショックがあっても大きな押し目を入れず、日経平均株価は昨年10月17日の安値1万4532円から5月末(29日)の終値2万0563円まで6000円、率にして41%の上昇となっています。上記のような明確な買い主体が明らかになっていることで買い方には大きな安心感があります。

米FRBの利上げに注目が集まっていますが、仮に利上げして世界の株式マーケットが大荒れとなっても、それは円安材料にもなり、日本の株式市場は最も早く立ち直れる可能性が高く、絶好の押し目買い好機となり得ます。

企業収益は今年後半に一段と拡大する見通しであり、「鯨」の大量買いも加わって株式マーケットは一段高となる公算大です。引き続き目先の動きに一喜一憂することなく、微動だにしない中長期スタンスでこの上向きの大きな流れに乗って行きたいところです。

ハロー!株式』(2015年6月13日号)より一部抜粋

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