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【東京五輪】2520億円「新国立競技場」ってどんな利権なの?総工費が“金メダル級”になる理由

2020年の東京オリンピック主会場となる新国立競技場について、下村文科相は先月29日、総工費2520億円で2019年5月に完成させる計画を舛添東京都知事に示しました。2本のアーチ型屋根は維持したいそうです。

総工費2520億円は、ギリシャの7倍、中国の6倍という桁違いの額。どうしてそんなにお金がかかるのでしょうか?メルマガ『らぽーる・マガジン』が分かりやすく解説しています。

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ギリシャの7倍!中国の6倍!東京新国立競技場の総工費は“金メダル級”

新国立競技場の建築費は2520億円

メイン会場総工費、2000年のシドニーで約460億円、2004年アテネで約360億円、ギリシャはこのアテネ五輪で破綻の道を一直線に進んだわけで、この東京新国立競技場の数字を見たらびっくりするでしょうね。それでも日本は潰れないのですからね。

続けます。2008年北京で約430億円、鳥の巣で記憶が新しいですね。2012年ロンドンでは約650億円、そして東京は2500億円、桁が違います。

アテネの約7倍です。

アテネ・オリンピックスタジアム

アテネ・オリンピックスタジアム

物価も経済状況も違う、人件費も比べものにならないとは言いますが、それにしてもこの数字、いったいなんなのでしょう。

現存する施設を使うスモールパッケージのお金のかからない五輪を目指すと、石原都知事閣下はおっしゃっておられましたよね。閣下がお作りになられた新銀行東京からお借りできないものなのでしょうか。

屋根の独特の2本のキールアーチ(船底を意味します)を支えるのにかなりのお金がかかるそうです。そのデザインは変えないわけですから、お金がかかっても仕方がありませんね。

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