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ギリシャは?米利上げはどうなる?2015年後半の相場を大胆予想!

2015年ももう半分が過ぎました。上半期は日経平均株価がITバブルの天井を超えるなど大きく上昇しました。そんな中、『まぐまぐ大賞2014』無料部門マネーで大賞を受賞したメルマガ『日本株投資家「坂本彰」公式メールマガジン』を配信する日本株投資家・坂本彰さんは2015年後半の相場展開を大胆予想しています。

2015年後半の投資戦略について

まず最初に、自分の描いている日経平均株価のシナリオですが、例年の一般的な流れから判断すると、8月は夏枯れ相場で閑散ムードとなりそうですが、今年は極端な下落はなさそうですね。

株価が落ち着いてくる局面がありつつも、出来高は多そうです。

続いて秋以降ですが、9~10月中旬あたりまで大きな動きはないものの、10月下旬からは主力株の決算発表が相次ぐため、業績に連動すると思われます。業績が好調であれば、株価は上昇基調となるでしょう。

今のところ為替も大きな動きはなく、ギリシャ問題も最悪のシナリオが実現したとしても、大幅下落は考えにくいです。

最後に冬場、11~12月にかけてですが、こちらは上昇基調で終わるかなと感じます。
例年、冬の時期は明るい材料も多く、世間のムードも良い方向が目立ちます。

その一方、私が気にしているのは米国の利上げですね。

投資資金は債権での保有が最も多く、続いて株式になります。

割合では圧倒的に債権になりますが、利上げが行われると、債権の利回りも連動して上がっていきます。

利上げが段階的に続くと、債権のリターンが株式のリターンに近づきます。

すると、株式から債権に乗り換える動きが起こります。

そうなると、相対的に割高と判断された株式は売られます。

以上、あくまで予想ですし、当たらない可能性も高いことを事前にご理解した上で、読んでいただければと思います。

ここからが重要。投資戦略について。

2015年後半の日経平均株価の予想をしてみましたが、これはあくまで相場全体の話のことです。

それよりも重要なのは、2015年後半、あなたがどのような投資戦略を立てるか?です。

株式投資で利益を得る投資家は、いくつかのタイプがあり、
1つ目のタイプは、投機ではなく投資に徹する投資家。
2つ目はウォーレン・バフェット氏のような、企業の本質的価値に注目する投資家。
3つ目は、運用スタイル、方針が確立でき、守ることができる投資家。
などが挙げられます。

運用スタイル、方針の立て方については過去のブログ等で記載いたしましたので、ここでは割愛させていただきますが、ポイントとしては人と違う視点を持った投資をすることです。

私の場合、大型株や国際優良株など知名度の高い株には手を出さず、保有株も割安時や低迷時など、極力株価が安いタイミングを狙って投資をしてきました。

先日も、ギリシャ問題関連で大きく日経平均が下げた月曜日と火曜日に、狙っていた株をいくらか購入しました。

投資ではリスクをなくすことは不可能ですが、リスクを減らすことは可能です。

1 出来る限り多くの会社を見比べ、有望な少数の株に注目する
2 過去の業績、現在の成長度から将来性を判断する
3 絞り込んだ株を割安時に購入する
4 購入した株の中から、さらに優れた株を買い増しする

私は上記1~4の流れで投資先を見つけ、投資をしてきました。

2015年後半も、この運用スタイルは変えず、何かの拍子で急落が起こったり、割安な有望株が見つかれば投資をしていきます。

日本株投資家「坂本彰」公式メールマガジン』(2015年7月6日号)より一部抜粋

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サラリーマン時代に始めた株式投資から株で勝つための独自ルールを作り上げる。2009年10月、130万円だった株式資産は2015年に5000万円を突破。定期預金などを合わせた資産は1億円に。平成24年より投資顧問業(助言)を取得。現在、著者自身が実践してきた株で成功するための投資ノウハウや有望株情報を会員向けに提供しているかたわら、ブログやコラム等の執筆活動も行う。メールマガジン「日本株投資家 坂本彰 公式メールマガジン」は2014年まぐまぐマネー大賞を受賞。読者数2万人。雑誌等のメディア掲載歴多数。2016年12月1日『「小売お宝株」だけで1億円儲ける法』が日本実業出版社より発売!

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