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いよいよ1ドル130円へ!? 「アメリカの利上げは9月」エコノミストの8割が予測=FXブロガー・ゆきママ

先週のイエレンFRB議長の議会証言では、改めてアメリカ年内利上げの妥当性が主張されました。かねてより円安シナリオを描く人気ブロガー・FXトレーダーのゆきママさんは、1ドル130円の大台が見えてきたとして、まずは黒田日銀総裁の円安けん制発言があった125円どころの攻防に注目しています。

年内利上げが確定的に!「1ドル130円」への第一関門は?

「アメリカの利上げは9月」本国エコノミストの8割が予測

今週の為替相場について、メルマガ限定のプレミアム情報を交えながら解説していきたいと思います。

まず、先週行われた議会証言でイエレンFRB議長は、年内の利上げが適当であると改めて表明しました。日本国内のエコノミストの中には、年内の利上げは難しいのではといった見解を示している方もいましたが、やはり年内の利上げはほぼ確定的と言えるでしょう。

実際に、アメリカ本国における最新のアンケートでは、利上げ開始時期を9月と予想したエコノミストが8割を超えたという調査結果が出ています。

しかも、7割を超えるエコノミストが、利上げを先送りすることがさらなる大きなリスクにつながるともしており、早すぎる利上げのリスクよりも重く見ていることが浮き彫りになっています。

したがって、ほぼ9月の利上げというのは確実視されており、市場でもかなり織り込まれつつあるようですので、今週は特に何事もなければ大崩れといった相場にはなり難いと思われます。

ドル円 日足(SBI証券提供)

ドル円 日足(SBI証券提供)

そんなわけで、ゆきママが年初に予測していたメインシナリオである、1ドル=130円の大台を目指していくことになりそうですが、目先では、日銀の黒田総裁を含めた要人から相次いで円安・ドル高けん制発言の出た125円近辺が近づいていますので、まずはここを上値のポイントとして見ておきましょう。

リスク要因は中国、スペイン、イタリアか

将来的な展望としても、基本的ジワジワ上昇していきそうな相場となっていますが、今後、リスクとなりそうなのは中国でしょうか。

今現在は、中国政府筋の相次ぐ対策もあって、どうにか下げ止まり落ち着きを見せてはいるものの、中国株式市場の取引は8割を個人投資家が占めるという事情を考慮すれば、今後の展望はそう明るいというわけでもありません。

というのも、中国株のけん引役となったのは個人投資家の信用取引です。この信用取引では、元本の5倍・10倍といった規模で投資を行うことも可能なため、仮に10倍のレバレッジをかけて取引を行えば、10%程度の上昇で元本が2倍になってしまいます。

しかしながら、もちろん逆も然りで、10%下がってしまえば元本を全て失ってしまうことになります。つまり、今回の30%近い下落でゼロどころかマイナスまでなってしまった個人投資家が多いと予想されますから、上昇を支えてきたマネーが消えてしまって、目先は少し厳しいのかなと……。

今の水準から下がっていくことがなければ、まず問題無いでしょうが、今後も引き続き警戒しておきたいですね。

ちなみに、ギリシャについては今後もゴタゴタすることはあるでしょうが、一旦は問題解決ということもあり、それほど材料視されることはなさそうです。

ただ、むしろスペインやイタリアといったギリシャ以外の国々で、反緊縮運動が高まりが見られるようだとリスク視されそうですからこの辺は注意しておきましょう。

ゆきママのブログでは書けないFXレポート』(2015年7月19日号)より一部抜粋
※太字とチャート画像はMONEY VOICE編集部による

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「普通の主婦がFXで10万円を300万円にした(継続)」というブログで日々の相場・値動き、トレード結果についてまとめさせていただいているゆきママです(。・ω・))(。uωu))ペコリ 最近は雑誌などでも取り上げられているので、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、このメルマガでは普段のブログでは書けないような、FXの運用情報についてまとめて行く予定です。ちなみにメルマガ記載のメルアドに質問いただければ、一部になりますがメルマガ内でお答えしていきたいなと思っていますので、どうぞよろしくお願いします(∀`*ゞ)

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