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サムスン電子が決算公表!微減の要因は中国・ロシアのサムスン離れ?

7月30日にサムスン電子が発表した第2四半期決算ですが、営業利益は4%減益となりました。4月に発売されたスマホ「Galaxy S6」、「Galaxy S6 Edge」が低調だったことが要因のひとつと言われています。このサムスン不振の要因について『本格株式講座 世界情勢最新分析報告書』を配信する子貢さんが解説してくれています。

品質管理が甘いだけ?背景にあるのは韓国企業の体質

先日、サムスン電子から2015年第二四半期(4月~6月)決算が公表されましたが、官民を挙げてのお化粧の甲斐もなく営業利益が前年同月比4%減、スマホの不振が全体の足を引っ張ったものの、半導体部門が堅調で微減に留まった由です。

満を持して発売した最新型スマホの売上が、世界的に不振を極めているのは、漏れ伝わってきていましたので不思議でははありませんが、それを半導体事業が帳消しにすると言うのは納得のいかない話です。

半導体は成熟市場の段階に至っていますから、単価の上昇は市況次第、しかも主用途のスマホが苦戦しているのですから、説明の辻褄が合わないのです。

おそらく、半導体部門からIT機器部門へ売り切ったことにして、売り上げを水増ししているのではと推測され、主だった報道機関が半導体事業の「躍進」よりスマホの「凋落」に焦点を当てて伝えていることからも真相が伺えます。

サムスンの社内の雰囲気がどれだけ荒れているか、それを物語るのが以下の報道です。

ロシアの携帯電話取扱小売業者が、今後はサムスンの製品を取り扱わない方針を明らかにしました。

理由は製品の不具合が続出しているから、これだけでも品質管理に問題が生じているのは一目瞭然です。

Next: 韓国製スマホは中国市場で駆逐されつつある

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