自分好みのポテトサラダが簡単に。板前直伝、デキる男の手抜きレシピ

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手抜きや時短というワードが大好きな御仁は必見です。無料メルマガ『おひとりさんが健幸的に食べるシンプル調理の和風レシピ!』で今回紹介されているのは、ポテトサラダのレシピ。現役板前のgatugatu佐藤さんが、手間がかかるというイメージのあるポテサラの「超ずぼらな作り方」を伝授してくださっています。

ずぼら! いもいも感あふれる! 男のポテトサラダ

gatugatu佐藤です。はじめに断っておきますが、今回の料理、このような方は絶対見ないでください…。

  • 料理にこだわりを持っている
  • 「料理は丁寧に作る、大雑把が嫌い」
  • 調理方法に固定観念を持っている
  • 「手抜きするのは嫌だ」
  • 「ゆっくりじっくり、時間をかけて料理を作るほうだ」
  • 上品な料理が大好き

このような方は、今回の料理おすすめできません。絶対に見ないで下さい。おそらくあまりのずぼら技、手抜き技にムカついてくるはずです。なので、クレームは一切受け付けません。見ないで下さい…。上記に当てはまらない、「ずぼら大好き!」という場合のみ読み進めて下さい。

今回の料理、「ずぼら! いもいも感あふれる男のポテトサラダ」 は、手抜き技、ずぼら技のオンパレード。調理作業全体を時短にできます。少しでも短時間で料理を作りたいあなたに最適です。

●「手抜き技&ずぼら技その1」
じゃが芋、人参の皮は剥きません! 面倒な皮剥き作業をスルー。皮付き野菜は栄養を逃さず摂れる!

●「手抜き技、ずぼら技その2」
ポテトサラダの基本的作業、「じゃが芋を潰す作業」がなし! 調理時間短縮! じゃが芋本来のいもいも、いもいもした食感、風味を存分に味わえます。

●「手抜き技、ずぼら技その3」
人参も、じゃが芋と一緒に茹でる! 茹でる作業を同時に。ここでも時間短縮。

●「手抜き技、ずぼら技その4」
鍋の中でマヨネーズと混ぜる! 茹でたじゃが芋、人参を鍋からボウルに移しかえる作業をすっ飛ばす! くそ丁寧にボウルなど使いません。鍋の中で全部混ぜる! 鍋のまま作業。余計な洗い物が減ります。

「ずぼら! いもいも感あふれる男のポテトサラダ」 は、マヨネーズ控えめ。じゃが芋のいもいもした味、茹でることで増す人参の甘味、厚切りベーコンの旨味と塩味、胡瓜、玉ねぎのフレッシュ感が合わさり食材の本来の味が強いのでマヨネーズドバドバ入れて濃い味にしなくていいのです。食材の味を優先したポテトサラダです。このポテトサラダは、私が店で定期的におすすめ商品として作る料理です。「この野菜の味がいいよな!」と毎回お褒めの言葉を頂いている間違いない味のポテトサラダです。ずぼらな作り方のレシピ、見ておいてください!

レシピ

【材料】(1人前3日分)
じゃが芋(中)……3個(500g)
人参(中)……1/3本(50g)
玉ねぎ(中)……1/4個(50g)
胡瓜(大)……1/4本(50g)
ブロックベーコン……50g

マヨネーズ……50g
塩……小さじ1/2杯(約3g)×2
コショウ(黒コショウ)……少々

 

1.じゃが芋は、皮を手でこすりながら流水で洗います。

きれいなタワシがあればそれでゴシゴシこすってもOK。皮は剥かず、1個を8等分に切ります。

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2.鍋に入れ、2回すすぎ洗いした後、水をひたひたに入れます。

強火にかけます。塩3gを入れます。

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3.続いて、人参(洗う)も皮を剥かずに、5mm幅の斜め輪切りにします(5~6枚)。

大きい輪切りは、6等分、小さい場合は4等分に切ります。

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4.切った人参を鍋に加えます。じゃが芋が軟らかくなるまで茹でます。

沸騰したら、吹き零れない程度のできるだけ強い火加減でぐらぐら茹でます(中火~強火)。
【ポイント!】強火のほうが、早く茹で上がります。

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5.じゃが芋、人参をゆでている間に胡瓜、玉ねぎを仕込みます。

胡瓜は、縦半分に切って2mm幅の半月の輪切りにします。

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6.玉ねぎは、薄く(1mm)スライスします。

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7.切った胡瓜、玉ねぎをボウルに入れ、塩3gを加えて混ぜます。しんなり軟らかくなるまでこのままおきます。

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8.続いてベーコンは、約1cmの角切りにします(サイコロ型)。

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9.フライパンを熱し、中火でベーコンを炒めます(油は敷きません)。

ベーコンの脂で焼き色が付くまでじっくり炒めます。熱が通ったら、器などに移しかえ涼しいところで冷まします。「反則技」を使うなら「冷凍庫にぶち込む!」すぐ早く冷めます、忘れると凍ります…。

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10.じゃが芋の皮がズル剥けて、少し崩れくらいに茹でたら火を止め、湯きりします(湯を捨てる)。

フタをかぶせて湯を捨てれば、じゃが芋がこぼれ(落ちない)ません。

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11.湯を捨てたら、再度火にかけ(弱火~中火)、木ヘラなどで混ぜながら水分を飛ばします。

鍋底を削るように混ぜ、3分程混ぜて水分がなくなったらそのまま自然に冷まします。自然に冷ますのが一番いいですが、「団扇で扇ぐ」、「扇風機の風をあてる」などすれば早く冷めます。急激に冷ますと粘りが出てしまうので注意、粘りが出ると食感が悪くなります。

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12.胡瓜、玉ねぎのボウルに水を入れすすぎ洗いします。

キッチンペーパーなどでくるんで水分を搾り出します(強めに搾って、しっかり水分をとります)。

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13.(11.)が完全に冷めたら、冷ましたベーコン、胡瓜、玉ねぎを加えます(鍋のまま)。

マヨネーズ、コショウを加えてザックリ混ぜます(混ぜているうちに、自然とじゃが芋が崩れてくるのであえてじゃが芋を潰す作業をはぶいています)。じゃが芋、人参が完全に冷めてない状態でマヨネーズを入れると分離して失敗ポテサラになりますので注意して下さい。

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14、器に盛って好みでマヨネーズをかけて完成です!

写真は、下にレタスなどのサラダを敷いています。

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  • じゃが芋、人参の皮は剥きません!
  • じゃが芋を潰す作業はなし!
  • 鍋の中でマヨネーズと混ぜる!

手間なし、時短で作れ、じゃが芋のいもいも感を味わえる「ずぼら! ポテトサラダ」を是非作ってみて下さい!

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