11月に入ると七五三のお着物を着た子どもたちを目にします。とってもかわいいその姿に癒やされますが、実は最近、七五三のお祝いをするご家族の中には「タブーをおかしている」方々も多いのだとか。無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では、その「タブー」が記されています。あなたのご家庭、大丈夫ですか?
七五三のメインは?
さて、本日は七五三のタブーのお話。
11月の家庭のイベントと言えば「七五三」ですよね。ま、そのくらいの年の子供がいない家庭にとっては神社の近くを歩いたときの風物詩ですけど。正装したちっちゃい子がママに手を引かれて歩く姿は、可愛いもんですよね♪
昔は、みんな11月にやりましたが、最近は
- 夏くらいに前撮りして
- 当日は近所の神社にカンタンにお参りして
- ファミレスで食事してオシマイ
のパターン。いや~、どうなんだろう、コレって。これだとコスプレ撮影会+ファミレス(神社は寄り道)ですよね。七五三って、子供の健やかな成長を願って神様にお参りするものなのに、かーーーーーなり趣旨からハズレていると思うんですよ。
しかも、趣旨からかーーーーーーなりハズレたとらえ方をしているせいか、当日の服装もミョーなことになりがち。子供が正装するのは前撮りの日で、お参り当日はチョイおしゃれくらい。おまけに親は主役じゃないからと言い訳して、サンダルにデニムみたいなカッコ。いや~~~、それ神社にお参りする服装じゃないから(苦笑)。
そもそも論として、七五三の趣旨から考えて子供が主役、親は引き立て役です。そしてお参りする場所が神社である以上、ある程度のきちんとした服装が必須です。ですよね。
その意味で難しいのはむしろ親の服装の方でしょう。ちゃんとした和服ならばっちりでしょうが、着付けやヘアメイクが手間に感じるなら、もちろん洋服でもOKです。ただ、少なくともネクタイにスーツ、ワンピースにコサージュくらいの格好はした方がいいです。なにせ神様に子供の健康や成長を願ってお参りするんですから。人にモノを頼むのにデニムやサンダルってナシでしょ? なおかつ、主役の子供を引き立てられるよう、控えめな色味やデザインだとベストです。
もうひとり難しいのが付き添いの兄弟姉妹です。本人は七五三を過ぎてしまったか、まだ年齢に達していない場合です。主役じゃない以上、ちょいフォーマルくらいになります。
- シンプルなカーデやベスト
- 控えめのリボンやネクタイ
などでしょうか。まあ、主役になれないからとグズるのは仕方がないですね(^Д^)
子供の健やかな成長を願う七五三。神様に失礼のないようにお参りしたいですね。
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