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成功する株式投資への近道「巨人の肩の上に乗る」が失敗しにくいワケ=シバタナオキ

筆者が以前から続けている「巨人の肩に乗る」投資方法を解説します。この投資方法で損をしたことはありませんが、必ず儲かることを保証できるわけではありません。(『決算が読めるようになるノート』シバタナオキ)

※本記事は有料メルマガ『決算が読めるようになるノート』2018年10月25日号の抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:シバタ ナオキ
AppGrooves / SearchMan共同創業者。東京大学大学院工学系研究科技術経営戦略学専攻 博士課程修了(工学博士)。元・楽天株式会社執行役員(当時最年少)、元・東京大学工学系研究科助教、元・スタンフォード大学客員研究員。

知識がなくてもリターンを得られる?コピーすべき人をどう探すか

まずは個別銘柄投資のリスクとリターンを考える

はじめに、個別銘柄投資のリスクとリターンについて簡単におさらいしておきましょう。

個別銘柄投資というのは、日経225などのインデックスファンドを購入するのではなく、特定の会社の株式や債券を購入する投資方法です。

インデックス投資がマーケット全体のリスクを取るのに対して、個別銘柄投資は「投資する個々の会社の業績に関してのリスクを取る」ことになります。

インデックス投資というのは、分かりやすく言うと、「世界の株式市場全体や日本の株式市場全体が今後成長していくかどうか?」という点に賭けていることになります。したがって個別の会社の業績云々というリスクは、ポートフォリオを組んで分散することでリスクヘッジをしていることになります。

一方で個別銘柄投資は、個々の会社の株式や債券を購入することになりますので、「マーケットリスクにプラスして、投資対象の会社のリスクを取る」ハイリスクな投資戦略になります。

従って、自分の資産のうち、あまり大きな割合を個別銘柄投資に費やすことはお勧めしません。よほどプロの投資家でない限り、投資資産の多くはインデックス投資に向けるべきだと今でも思っています。

個別銘柄投資を最も上手くやっている人は誰?

さて、前置きはこのぐらいにして、実際に私が続けている「巨人の肩に乗る投資」というのはどういったものかを説明します。

前提として、私は今でも自分の投資センスにあまり自信がありません。したがって、もし可能であれば誰か私より投資センスがある人の投資戦略をそのままコピーしたい!と思って始めたのがこの戦略です。

もしも、自分よりもはるかに投資センスがある人の投資戦略をそのままコピーして、同じように投資を実行できたとしたら、その人と同じくらいのリターンが得られるはずです。

これが私が続けている「巨人の肩に乗る投資戦略」です。

従ってやるべきことはただ一つです。誰の投資戦略をコピーすべきか、そのコピーすべき人を探すことに尽きます。

以下では、私が実際に誰をコピーしているのかということを具体的に書きましたので、興味のある方は是非ご覧いただければと思います。

Next: 最初に選んだのは、あの「村上ファンド」。その理由とは?

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