【ラーメン官僚かずあっきぃの麺遊記】らーめん藪づか

らーめん藪づか@御徒町にて、担担麺。

本年11月16日、JR御徒町駅から徒歩3分程度の場所にオープンしたばかりの新店。

もう少し詳しく申し上げれば、同駅と銀座線末広町駅との中間地点付近かな。例えば、上野広小路の『PARCO』に立ち寄った序の食事の場として、何らの不便も感じない場所にあるだろう。

さて、こちらの『藪づか』。

店舗を切り盛りする店主は、千駄木の人気店『ひだまり』のご出身。

カウンター席のみの店内は、こぢんまりとしており、かつ清潔。店内にトイレがないことだけが、玉に瑕かな。

提供するメニューは、現在のところ「担担麺」と「醤油らーめん」の2種類。券売機筆頭メニューは「担担麺」だ。

初訪問だったこともあり、ここは素直に「担担麺」を注文することにした。

待ち時間5分弱で、注文の品が完成。

さて、まずはスープをひと啜り。

折々の香辛料やラー油を、動物系出汁に綿密に重ね合わせたスープは、心地良く鼻腔をくすぐるカレーの風味がアクセント。

うま味にメリハリのある分かりやすい味わいであり、素直に好感が持てる。

辛みを程々のさじ加減にまで抑え、うま味を意識的にフィーチャーした構成であることも、個人的には加点要素。

このスープに合わせる麺は、自家製の中細ストレート。

若干、スープの風味と喧嘩している感はあるが、オープンしたばかりの店が自ら手掛けたものだと考えれば、上々の出来映えと言えるだろう。

分量も多過ぎず少な過ぎず。適度な塩梅であり、サクッと完食。

ごちそうさまでした!

この先の展開も含め、温かく見守っていきたいと思える良店。次回は「醤油らーめん」をいただくことにしたい。