「満足」から「感動」へ。お客様をお店のファンにする簡単な方法

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人気コンサルタントとして活躍中の中久保浩平さんが危惧することのひとつが、「あれもこれも」と欲張り、商品数を増やしたりビジネスと関係ないものを取り込んでしまうことだそうです。商売を手広く行うことは、そうマイナスなことだとは思えない面もありますが…、それがなぜNGなのか、中久保さんが自身の無料メルマガ『ビジネス真実践』で解説しています。

あれもこれもは、中途半端に終わる

これまでいろんな業界のビジネスマンから売上に関するご相談をうけてきた中で思うことがあります。それは、「あれもこれも良い商品ですから…」などと、とにかく目の前にある商品を奨めるということです。また、ライバルが展開している商品やサービスを見て、「うちだって、負けてないぞ!」などといき込み、むやみやたらに商品数を増やしたりしてしまうことです。

さらには、モノで釣ろうと、全く本来のビジネスとは関係の無いものをノベルティだ!なんて言ってプレゼントしてしまったりするのです。酷いときには、「あのビジネスが儲かりそうだから」という理由だけで本業そっちのけになってしまう始末。

「あれがダメならコレで勝負」

まさに手を変え品を代え状態です。で、挙句の果てに本来売れるはずのものまでの商品が、その群集に紛れ込んでしまい、売れない。お客さんからして見れば、「結局何が良いのか分からない」ということになるのです。

本来、パン屋であるはずが、喫茶のメニューにピラフやカレーなどどんどん盛り込む。本来、すし屋であるはずが、一品メニューを増やしすぎ、気がつけば居酒屋状態に。本来、美容室であるはずが、ネイルサロンが流行っているからといって、ネイルサービスを前面に押し出してみたり。

こんなことだと、そもそも何の為に商売、ビジネスをしているのか?「お宅は何屋さん?」ってことになります。

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