1.エビデンスはないけど、“おばあちゃんの知恵”はなぜすごい?
こんにちは。ダイエットアカデミー代表の上野です。
前々号のNo.64 魅力がある人は当たり前のことを当たり前にする~コラーゲンサプリとお味噌汁の“当たり前戦争”~で、お肌を綺麗にしたいなら、コラーゲンのサプリメントより、毎日、お味噌を少量食べる方がずっと良い。理由は、お味噌はカラダが作れない必須アミノ酸をほぼ網羅しているから。
といったことを書きました。
で、お味噌のことを書いていてふと思い出したのが、日本在住のあるアメリカ人女性のこと。
その女性は、長いこと過食症で、体調も最悪だったそうですが、ある時、誰かに「お味噌はカラダにいいよ」とアドバイスされ、お味噌を食生活に取り入れ始めたのだそうです。
日本人ですらお味噌離れが進んでいるのに、彼女がなぜその助言を素直に受け入れたのか?
といういきさつは定かではありませんが、ともかくも彼女はお味噌を食生活に取り入れ始めて、過食症から解放され、体調も取り戻し、今では自分でお味噌を作るほど、“お味噌ラブ”な生活を送っているそうです。
塩分過多になるという理由から、お味噌を遠ざける人も少なくありませんが、なんと!お味噌は血圧を下げる効果もあることも分かってきているそうです。
しかし、醸造学の最先端で研究している科学者もなぜそんな効果があるのかわからないのだそうです。
お味噌にはほかにも″なんだかよくわからないけど、とにかく良い効果をもたらす″ものが入っているのだそうです。
これだけ食べ継がれてきた日本の伝統食なのに、お味噌はまだわからないことだらけの小宇宙だってこと自体にも驚かされますね。
これとは対照的にエビデンスがないことは鼻から信用しないという人も、世の中にはたくさんいます。
しかし、どれだけたくさん本を読んで、知識があったとしても、こんな人たちは、結局、自分を変えるチャンスを逸してしまいます。
なぜなら、それは「知っている」だけで「分かっていない」からです。
「知っている」と「分かっている」では大きく違います。
知っていても行動しないのであれば、それは分かっていないということです。
知った知識は行動することによって知恵になり、初めて「分かった」ということになります。
お味噌にしても、僕が実践してきた朝フルーツの効果にしても、それは実験室のビーカーやシャーレーの中で起きたことではなく、人が身をもって行動し、体験することでわかったこと。
それを「知恵」というのではないでしょうか?
2.ユンケルやレッドブルと仕事の効率
眠い目をこすってする仕事って効率良いでしょうか?
ユンケルやレッドブルなどの興奮剤を飲んだり、コーヒーを飲んで甘いものを食べたり、そんなふうにごまかしながらする仕事が効率良いでしょうか?
ベストコンディションのときと比べると確実に効率は悪いですよね。
何より、それはお客様に対して失礼だと思います。
ベストコンディションでやっている仕事と、コンディション不良でやっている仕事の価格が同じって、お客様の立場からするとどうでしょうか?
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【今週の目次】
1.エビデンスはないけど、“おばあちゃんの知恵”はなぜすごい?
2.ユンケルやレッドブルと仕事の効率
3.附録:自分が変わる7つのステップ
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