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針なし注射のタカギセイコー、バカマツタケなど材料で急騰する「スカイツリー株」とは=武田甲州

日米中をはじめとした政治の見通しが不透明ななか、全体相場は低迷状態が続いています。そこで注目を集める「スカイツリー株」とはどのような銘柄でしょうか。(『証券アナリスト武田甲州の株式講座プライム』)

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「スカイツリー株」の一本釣りに注目が集まる

政治が不透明な時期は身を引く投資家も多い

株式市場は大荒れ、投資家は立ちすくんでいるというのが現在をよく説明する言葉だと思います。

実際、米中通商摩擦は激化、着地はどうなるのか、それがいつなのか見通しはさっぱりわかりません。年明けには日米の通商交渉が始まりますが、こちらもどうなるかよくわかりません。欧州の状況も見通しは不透明

経済、政治の先行きが読めない中では株式投資に全力投球ということから身を引く投資家も多いということになります。

ということで、日本株のPERが12倍台前半で推移し、PBRも1.1倍台となっても低迷状態から抜け出せる見込みが当分はなさそうです。

こうなると株式全般への資金流入は難しくなります。指数の上昇は当面見込めないとなれば、「局地戦」「一本釣り」が主流になります。昔は「野中の一本杉」という言い方もありましたが、現代では「スカイツリー株」というほうがわかりやすいです。

新しい材料への注目を怠らないように!

「スカイツリー株」はするすると驚くほど上がっていきます。きっかけは何でもいいのですが、買いエネルギーが集中しますので、短期間に驚くほど上がっていくことになります。

18年の「スカイツリー株」としてはたとえば「多木化学<4025>」。バカマツタケの人工栽培に成功した多木化学の株価は9月の5,000円前後から、10月には1万2,950円まで上昇しました。直近では、痛くない注射の「タカギセイコー<4242>」。11月29日の1,393円が直近12月7日は4,270円になりました。

多木化学<4025>日足(SBI証券提供)

多木化学<4025>日足(SBI証券提供)

タカギセイコー<4242>日足(SBI証券提供)

タカギセイコー<4242>日足(SBI証券提供)

このような「スカイツリー株」への集中投資が、これからますます注目を浴びていきそうです。株式投資から遠ざかるのではなく、新規な材料への注目を怠らないことがより一層重要になります。


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証券アナリスト武田甲州の株式講座プライム』(2018年12月10日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

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