自分の生涯を幸せなものにするために、お金がいくら必要かを考えたことはありますか?お金を得ることよりも、もっと大切なことがあるかもしれません。(『教育貧困にならないために』川畑明美)
ファイナンシャルプランナー。2人の子どもと夫婦の4人暮らし。子育てをしながらフルタイムで働く傍ら、投資信託の積立投資で2000万円の資産を構築。2013年にファイナンシャルプランナー資格を取得。雑誌を中心に執筆活動を行う一方、積立投資の選び方と積立設定までをマンツーマンで教える家計のコーチング・サービスを展開している。
お金のために、無理にツラいことをする必要はない
貧乏生活はイヤですか?
私はいままで、やりたい仕事を選んできました。
給料よりも「仕事内容」を重視していたので、20代の最初の頃は本当にお金がなくて、エアコンのない部屋に住んでいました。
26歳の時に、やっとエアコン付きの部屋に引っ越しました。
実は電子レンジも持っていなくて結婚してから、はじめて使いました。
何かを温める時は、蒸し器を使っていたのです。
それでほとんど足りていました。
エアコンも電子レンジもなかったので電気代は、ものすごく安かったです。
貧乏自慢になってしまいましたが(笑)。
何が言いたいのかと言うといまの生活を下げたくないためにイヤな仕事や辛い人間関係を我慢して、お金のために仕事をする必要はないのでは?そう考えてしまいました。
いくらあったら幸せなのか?
そう考えるようになったキッカケがあります。
先日「いくらあったら幸せだと思いますか?」とネット経由で質問をいただきました。
老後に生活できる年金の不足分があればそれ以上は、いらないと返答はしたのですがいったい私はいくら欲しいのか?それをすごく考えてしまいました。
お金を増やすことは好きですし、ムダ使いをしないで管理することも好きです。
ただ私自身は、それほどお金に幸せをのせて考えていないのだと感じました。
もちろん、子どもの夢を叶えるためにお金を準備したりはしましたが
私自身は、「お金があること」と「幸せ」はイコールではないと考えているようです。
また、投資を学んだことで必要以上に労働でお金を稼ぐことも不要になったことも大きいかもしれません。
あなたもぜひ、「いくらあったら幸せなのか」を考えてみてくださいね。
『教育貧困にならないために』(2019年1月17日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による
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