健康志向の反動も。2018年を「流行グルメ」で振り返る

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2019/01/30

旅行先のメインイベントといっても過言でない「グルメ」ですが、流行りのグルメはその時代によって変わってきます。では、2018年はどのようなグルメが人気だったのでしょうか。

この度、クーポンマガジン「HOT PEPPER」が、2018年12月号にて全国の20・30代の男女2,075人を対象に「流行グルメ2018」のアンケートを実施、ランキング化しました。早速、その結果と注目のグルメのいくつかをご紹介します。

 

ブームが再燃したタピオカ「ストーリージェニック」

近年、SNSの普及によりブームはより細分化し、話題になり始めてからブームになるまでのスピードはどんどん加速しています。そのなかでも。SNSで拡散されるグルメ情報は料理写真のみの「フォトジェニック」型から、行列に並んで食べるまでの過程などを共有する「ストーリージェニック」型へと変化しているようです。

そしてそのストーリージェニックをキーワードに、第5位へランクインしたのが「タピオカ」ドリンクです。最近の台湾人気を受け、台湾スイーツや台湾茶専門店の日本進出の急増をきっかけにブームが再燃。

独特の“プニプニ食感”が若い女子の間で好評を博し、さらに過程を共有できる“行列”ができる店も多く現れました。

本格的ブームを迎えた強炭酸ドリンク「進化系」

2018年は無色のコーヒーなどの「透明ドリンク」のように“透明化”、「強炭酸ドリンク」は炭酸飲料の“ストロング化”であり、こうした従来からある物に新しい価値を加えた「進化系」の躍進しています。

この進化系ジャンルのなかでも多くのファンを集めたのが、第4位に入った「強炭酸ドリンク」です。炭酸水のガス圧制限が緩和され強炭酸ドリンクの商品数が増加したことで、2018年に本格的なブームを迎えました。

ブームが続くチーズタッカルビ「健康志向の反動」

2017年から大流行のチーズタッカルビが、2018年の流行グルメ第1位になりました。チーズタッカルビは、2018年には韓国料理店だけでなく、居酒屋やファミリーレストラン、コンビニエンスストアでも提供されるようになっています。

この流行の原因のひとつとして、ここ数年「スーパーフード」「水素水」など健康志向が強いグルメに注目が集まっていたこともあり、2018年は「健康志向の反動」とも言うべきハイカロリーなチーズ料理やスイーツ、高アルコール飲料などが上位にランクインしています。


2018年のグルメキーワードは、「健康志向の反動」、「進化系」、「ストーリージェニック」の3つでした。そしてSNSの浸透により、グルメの広がり方も大きく変化したようです。2019年は一体どのようなグルメが流行るのか、楽しみですね。

source:PR TIMES

image by:sasaken/Shutterstock

※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。

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