待ってろよニッポン。外国人がわざわざ目指す意外な観光地ランキング

TRiP EDiTOR編集部

2019/02/09

多くの外国人観光客が日本を訪れ、その数は年々増えています。

JNTOが発表した訪日外客数（訪日外国人数）の年間推計値によると、2018年12月の観光客数は前年の同じ月と比べて約11万人増加の263万2,000人と過去最高を記録しました。

たしかに電車でキャリーケースを持った外国人と乗り合わせることも珍しくないですよね。

では、日本に訪れた外国人はいったいどこへ観光に行っているのでしょうか。富士山？東京タワー？それとも浅草寺？

外国人観光客はここに行く！人気の観光スポットはどこ？

年間の訪日外客数は1964年以降で過去最多になりました。

国別の伸び率をみてみると、ベトナムやインド、フィリピンといった東南アジアからの観光客が増加傾向にあるようですね。

その背景には現地での旅行促進プロモーションはもちろんのこと、LCC便の新規就航・増便も影響していると考えられます。

特にフィリピンは東南アジアのなかでタイに次いで訪日旅行者が多く、年間で約50万人以上の方が日本に訪れているのだとか。

3月にはジェットスターのクラーク〜関西線、12月にはフィリピン航空のマニラ〜新千歳線が新規就航し、増便もあったことが大きな要因になっているのですね。

では、年々増える外国人はいったい日本のどこに魅力を感じて、どこを訪れているのでしょうか？

今回、旅行予約サイト「トリップアドバイザー」が、外国語の口コミ評価をもとに外国人に人気の日本の観光スポットを発表しました。

そのなかにはいくつか意外な観光地がランクインしていたのです。

SAMURAI MUSEUM（サムライミュージアム）／東京都新宿区

東京都新宿区にあるSAMURAI MUSEUM（サムライミュージアム）。こちらはサムライ・スピリット、いわゆる侍魂を体感できる施設となっています。

日本刀や甲冑などが展示されており、入館料金のみで兜や陣羽織の着用や撮影、時間帯によっては殺陣ショーを見学できます。

世界各国から多くの外国人が訪れている都内屈指のホットな観光地といっても過言ではありません！

白谷雲水峡／鹿児島県屋久島町

白谷雲水峡（しらたにうんすいきょう）は、鹿児島県屋久島の北部に位置する渓谷です。

世界遺産を歩くトレッキングツアーとして人気を集めており、映画『もののけ姫』のモデルになった場所と言われています。神秘的で幽玄な雰囲気はまるで別世界。一度は訪れてみたい絶景スポットです。

海外では日本発祥の森林浴が流行っているのでより一層、注目度が高まっているのかもしれませんね。

栗林公園／香川県高松市

高松市にある栗林公園（りつりんこうえん）は400年の歴史を誇る大名庭園で、特別名勝に指定されています。風情あふれる景観が特徴的な美しい庭園ですね。

栗林公園の南湖では船でめぐる周遊和船が運行しています。乗船料は一回あたり大人610円です。

立山黒部アルペンルート／富山県立山町

立山黒部アルペンルートは標高3,000mの北アルプスを貫いて富山県と長野県を結ぶ世界有数の山岳観光ルートです。

高原バスやロープウェイ、ケーブルカーといった様々な乗り物を乗り継いで「雪の大谷」や「みくりが池」、「黒部ダム」などをめぐります。2019年は4月15日から全線開通です！

地獄谷野猿公苑／長野県山ノ内町

地獄谷野猿公苑（じごくだにやえんこうえん）は1964年に開苑した野猿公園です。

地獄谷は世界でも珍しい温泉に入るお猿さんがいることでも知られており、各国から多くの方が訪れています。オープン直後から外国人が来苑するほどの人気ぶり。

日本人よりも外国人観光客の多い観光スポットもあるみたいですね。

次に、外国人が高く評価する日本の観光地ランキングTOP10をご紹介していきます。まずは第1位から見ていきましょう。

第1位は、口コミ数2万件超えの人気スポット