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希望年収をはっきりと言える?成功するために身に着けておきたい、お金に対する考え方=野口敏

成功できるかどうかは、「お金をどう捉えているか」によって左右されます。あなたはお金を素敵なものと思っていますか?それとも、邪悪なものと思っていますか?(『野口敏の会話がとぎれても大丈夫』)

※本記事は有料メルマガ『野口敏の会話がとぎれても大丈夫』2019年2月18日の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:野口敏(のぐち さとし)
コミュニケーションのスペシャリスト。株式会社グッドコミュニケーション代表取締役。著書にシリーズ100万部超のベストセラー『誰とでも15分以上会話がとぎれない!話し方66のルール』など。大手企業の社員教育、人材を育てる力のあるリーダー養成など幅広い講演活動も精力的にこなす。

お金は人の心を変える悪魔なのか

お金をどうとらえているかで、成功するかが決まる

成功できる人の思考でけっこう重要な部分。それはお金というものをどうとらえているか。お金を「素敵なもの」と思っているか、「邪悪なもの」ととらえているか。この考え方の違いによって、収入の大小も決まって行くと私は考えています。

あなたがお金をどうとらえているかチェックしてみましょう。

自分の年収を他人に言える。他人の収入の話を聞いても嫌悪感がない。

もし会社から「年収はどれくらいを希望しますか?」と聞かれたら、希望金額を遠慮せずにきっぱり言える。

金持ちになるには悪いことをしないとなれないと心の奥で思っていない。

金持ちが失敗するのを見ても嬉しくはない(例えば、ZOZOTOWN社長の前澤さん)。

お金は後からついて来るという考え方ではなくまずお金の話、算段が必要と考える。

どれも「YES」なら、あなたはお金に嫌悪感はないと見ていいでしょう。

実際にお金は、人間が開発したものの中で最高傑作の道具と言えます。お金が生まれたから、私たちはいま豊かな暮らしができているのです。

最近読んで感銘を受けた一冊、「サピエンス前史」から少し引用してみましょう。

お金と言うものがなかった時代。世の中は全て物々交換でやり取りを行っていました。

米や麦は価値はありましたが、すぐに腐るし、持ち運びもむずかしい。だから交換できるものにも、期間にも限りがありました。

そこに初めて人類史にお金が登場!あなたが刈り取った麦をお金に換えておけばその価値を、お金は永遠に保存できるのです。

好きな時に好きなものと交換ができます。お金が蓄積されますと色々な職業も可能になりました。

物々交換の時代なら、今日食べるもの、今日畑や狩りで使うものを生産するようなものでなければ、職業として成立しません。

例えば、珍しい果物や野菜を数年がかりで育てる仕事。水を遠くから畑に引き込む仕事。動物の皮から服を作る仕事。畑仕事をしながら、狩りをしながら片手間ですることは可能でしょうが、それではプロは育ちません。

食べるものを生産しなければ今日を生きていけない暮らしから、お金は解放してくれたのです。

Next: 日々暮らすための生活から解放され、どんな変化が起きたのか?

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