夜の銀座で出会った成功者の方の多くは、ゴルフを趣味にされています。なぜ今でも経営者にとって重要なスポーツであり続けるのか。5つの理由を解説します。(『銀座ママ日高利美のメールマガジン「銀座の教え」』)
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1975年生まれ。18歳で銀座のママになるべく銀座で働き始める。多くの一流ビジネスマンを接客することで、一般常識とマナー、気配りの大切さを学ぶ。26歳で銀座のクラブのオーナーとなり、現在は複数の会社を経営する実業家として活躍中。ライフワークとして、米国ロサンゼルス、シリコンバレーやシンガポールでの海外公演をはじめとし、国内では企業の経営者や就職活動中の学生に対する講演から女子力アップセミナーまで、幅広い世代に向けたセミナーの講師を務める。
とにかくメリットが多い。今でもゴルフが経営者の必須科目のワケ
ゴルフとビジネスは似ている?
私が夜の銀座で出会った成功している人・経営者の皆さまの共通点のひとつに、「ゴルフ、テニス、スキーをしている」という共通点があります。
その中でも特に「ゴルフ」は、ビジネスをしていくうえで特別な存在だと思います。
ゴルフ場は、基本的に夜の銀座の世界と同じ「大人の社交場」。マナーやルールなどが詳細にあります。
最近の若い経営者の中にはゴルフをしない人も増えてきましたが、多くの一流の経営者は今でもゴルフを嗜みます。
接待や営業にも使えるからという理由もありますが、「ビジネスとゴルフは似ている」と仰る方が多くいらっしゃいます。ゴルフはメンタルスポーツと言われるように、技術や運動神経だけでなく、その場の状況判断など様々な戦略を考えなくてはいけないスポーツだからです。
今回は、成功している人・経営者の皆さまがゴルフをする5つの理由についてお話いたします。
成功者がゴルフをする理由その1:マネージメント力
ビジネスで成功を収めるために必要なことがあります。
それは、遂行力と呼ばれるやり遂げるための行動力や判断力、段取り力など、仕事を行うために必要とされる様々な能力です。
ゴルフはウッドやアイアン、パターなどそれぞれのクラブを特性に合わせて使い分け、頭を使い、最短で効率よくホールアウトする紳士のスポーツです。
また、その日のコースコンディションや傾斜、雨や風などの天候を計算し、自分のコンディションの管理しながら、現状を詳細に把握する能力が必要となります。
そして、長時間のプレーに耐える精神力や集中力も必要です。
ゴルフの日時、プレイするコースの選定、メンバーを決めるだけでなく、当日は、スタート時間から逆算しての起床し、ラウンド中のゴルフマネジメント、プレイ後の同伴者とのつき合い、帰宅までの道路状況の判断など、時間管理やリスク管理などの段取り力が養われます。
ゴルフをすることで、総合的なマネージメント力が自然と身につくのです。