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JVCケンウッド、3Q累計は増収増益 コア営業利益は全分野で改善し、前年比で約2.6倍と大幅増加

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2019年2月1日に行われた、株式会社JVCケンウッド2019年3月期第3四半期決算説明会の内容を書き起こしでお伝えします。IR資料

2019年3月期3Q決算 ハイライト

宮本昌俊氏:みなさん、おはようございます。JVCケンウッドCFOの宮本でございます。それでは、すでにお配りしていますJVCケンウッド決算説明資料に基づきまして、2019年3月期第3四半期の決算についてご説明いたします。

それでは最初に、資料の6ページ目をおめくりください。2019年3月期第3四半期決算のハイライトのページでございます。この第3四半期、9ヶ月累計の売上収益につきましては2,267億円で、前年に対しまして97億円の増となっています。

これに伴いまして、コア営業利益……営業利益からその他の収益費用や為替損益を除いたところになりますけれども、このコア営業利益は62億円で、前年同期の24億円に対しまして38億円の増となっています。

営業利益は64億円で、前年対比16億円の増。税引前四半期利益は58億円で、18億円の増。最終の四半期利益は35億円で、前年比20億円の増。売上も増収です。すべての段階損益で前年を超えることができたのが、この第3四半期の決算でございます。

2019年3月期3Q決算(四半期別)実績推移

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次に、7ページ目でございます。こちらは四半期別の決算推移になります。この第3四半期、3ヶ月の実績でございますが、売上が776億円、コア営業利益は29億円という実績でございました。

昨年度が売上755億円、コア営業利益は12億円ですので、第3四半期だけとっても増収増益で、第1四半期から引き続いて、この第3四半期につきましても増収増益を保っております。

2019年3月期3Q決算 分野別の状況

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8ページ目は、分野別の状況でございます。まず、オートモーティブ分野でございますが、第3四半期累計が、売上1,279億円、コア営業利益60億円という実績でございます。前年対比では売上37億円、2.9パーセントの増。コア営業利益は14億円増で、主にOEM事業の増収による増益と捉えています。

パブリックサービス分野でございますが、売上は496億円、コア営業利益はマイナス11億円という実績でございまして、売上につきましては36億円、約8パーセントの増です。コア営業利益につきましては赤字ではございますが、前年に対しましては10億円の改善という状況でございます。

売上につきましては、パブリックサービスの中にあります無線システム事業のうち、とくにアメリカの無線会社の増収等がございまして、全体として販売が増えています。

それから、Rein Medical社という、ドイツにありますヘルスケア関係の会社を子会社化したこともございまして、分野全体でも増収でございます。

コア営業利益につきましては、ヘルスケアはまだまだ将来に向けての投資段階ではございますが、無線システム事業は第2四半期から黒字化になっていますけれども、第3四半期においても黒字でした。前年から改善したこともございまして、分野全体でも損失を縮小しております。

次に、メディアサービス分野でございます。こちらは、売上438億円、コア営業利益15億円という内容でございます。売上は11億円、約3パーセントの増でございます。コア営業利益につきましては15億円の増でした。

売上に関しまして、メディア事業……BtoCを中心としたカメラやオーディオを扱っているところですが、若干の減収ではございましたが、エンタテインメントではいくつか作品があったこともございまして、売上が増になっております。

損益につきまして、メディア事業の売上は若干減収ですけれども、原価改善や新商品効果がございまして、昨年から大幅に改善し、黒字転換しております。

エンタテインメントにつきましても、ソフト環境は非常に好調に推移していますし、その他、構造改革効果等もございまして、こちらも大きく改善。分野全体でも15億円という、一番大きく改善している内容でございます。

この結果をもちまして、全体としましては増収増益という結果で終わりました。

2019年3月期3Q決算 連結売上収益(分野別)

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次に、9ページ目でございます。連結の売上収益を、対前年でグラフ化したものでございます。すべての分野で増収になったということですので、説明は省かせていただきます。

2019年3月期3Q決算 AM分野 四半期別実績推移

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次に、10ページ目です。オートモーティブ分野ですが、この第3四半期、3ヶ月の実績は、売上418億円、コア営業利益18億円で、昨年実績の売上433億円、コア営業利益14億円と比べますと、売上は若干落としています。

とくにアフターマーケットでかなりの市場縮小等がございまして、売上は若干落としていますけれども、コスト改善効果等がございまして、利益につきましては増益で進んでおります。

2019年3月期3Q決算 PS分野 四半期別実績推移

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11ページ目、パブリックサービス分野の四半期別の実績でございます。この第3四半期、3ヶ月の実績は、売上175億円、コア営業利益2億円となりました。第2四半期も若干の赤字で終わりましたけれども、第3四半期は引き続き無線の好調等がございまして、売上が増え、利益も若干ではございますが黒字化という状況になりました。昨年と比較しますと、コア営業利益が5億円改善して黒転という状況で終えることができています。

先ほど説明したとおり、無線のところは昨年から苦労していましたが、米国の無線の会社等が昨年から人を増やしたりして、いろいろと受注活動をしていまして、そのあたりがやっと実を結んできたところがございます。そうして、着実に改善している結果が、この第3四半期の結果かなと捉えているところでございます。

2019年3月期3Q決算 MS分野 四半期別実績推移

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12ページ目は、メディアサービス分野の四半期実績でございます。この第3四半期、3ヶ月のメディアサービス分野の実績は、売上157億円、コア営業利益8億円という実績でございました。昨年に比べまして、売上も増えましたし、利益についても大幅に増えています。

要因の1つは、メディアサービス分野の中のメディア事業。こちらは売上は減っていますけれども、プロカメラやプロジェクターの新商品、オーディオ関係のヘッドホンなどがかなり好調に推移していまして、その原価改善効果が非常によく出て黒字になったところです。

また、エンタテインメント事業が、作品に恵まれたこともございまして、売上がかなり伸びました。メディアサービス分野で言いますと、前年対比では大幅な利益改善という結果で終えることができています。

2019年3月期3Q決算 連結売上収益(地域別)

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13ページ目でございます。こちらは、売上収益の対前年比を地域別に表した数字でございます。見てのとおりでございますが、日本の売上増、米州の売上増というところで、日本に関しましては、オートモーティブの中のOEMの事業の増です。

それからアフターマーケット市場においても、日本におきましてはドライブレコーダーが昨年に続いて好調に推移していることもございまして、日本でも好調に増えております。これが、日本全体を押し上げているということでございます。

アメリカにつきましては、先ほどパブリックサービス分野でお知らせしましたけれども、アメリカの無線子会社の売上増が寄与しています。

2019年3月期3Q決算 地域別連結売上収益推移

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14ページ目でございます。こちらは地域別連結売上の収益推移ということで、地域別のグラフでございます。一番下が日本になりますけれども、日本が堅調に増えているという内容でございます。

2019年3月期3Q決算 連結コア営業利益(分野別)

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次に、15ページ目でございます。連結のコア営業利益の前年比を分野別に表したところです。今まで説明したとおり、すべての分野でそれぞれ2桁の利益改善ができているということで、昨年はオートモーティブ分野がドンと伸びて、パブリックサービス分野・メディアサービス分野がちょっとマイナスでした。そこから比べますと、グラフで表すと顕著ですが、非常にバランスよく改善できているというのが、この第3四半期決算の実績でございます。

2019年3月期3Q決算 四半期連結損益(要約)

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16ページ目でございますが、こちらは第3四半期決算のコア営業利益より下の損益になります。コア営業利益は、今まで説明したとおり62.3億円で、38億円増えています。

営業利益につきましては63.6億円で、前年比約16億円の増ですが、その他の収益・費用について、昨年は土地の売却等の固定資産売却益がございましたが、今期につきましてはとくにそういった特殊な利益はございませんので、その部分で約22億円収益が減っていますが、その影響を入れても、営業利益では16.5億円増で終わっています。

この営業利益が増えたこともあり、税引前四半期利益は約58億円で、18億円増。それから最終の四半期利益も約35億円で、昨年に対しましては約20億円増で終えることができています。

2019年3月期3Q決算 財政状態サマリー

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次の17ページ目でございます。こちらはB/S項目のサマリーでございます。表の下から2つ目、親会社の所有者に帰属する持分、いわゆる自己資本にあたるところですけれども、こちらは12月末で616億円で、前期末・3月末に比べまして110億円増えています。

6月に行いました新株案件の行使が11月に終わりましたけれども、これに基づき72億円増収できたところと、最終利益で35億円稼いだところが大きな要因となりまして、110億円ほど自己資本が増えています。

その結果、表の一番下になりますけれども、親会社所有者帰属持分比率、いわゆる自己資本比率につきましては24.6パーセントで、前期末に比べまして3.5ポイントの増加になっているという内容でございます。

2019年3月期3Q決算 キャッシュ・フロー サマリー

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次に、18ページ目です。こちらはキャッシュ・フローのサマリーでございますが、営業活動によるキャッシュ・フローは141億円で、前年対比9億円増です。こちらは、利益増が大きく貢献して前年から増えている内容です。一方、投資活動によるキャッシュ・フローにつきましては206億円の支出で、前年に対しましては118億円増えています。

主な要因としましては、先ほど説明しましたが、ドイツのRein Medicalというヘルスケア関係の会社の買収や、ニュージーランドにあります無線関係の会社であるTait社に対する40パーセント出資、その他、提携等の出資がございまして、そこが大きく影響しています。それから、昨年は固定資産の売却があり、その収入があったのですが、今期はなかったというところが大きな要因という内容でございます。

2019年3月期 通期業績予想

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それでは次に、今期の業績予想でございます。20ページ目に書いてありますが、この第3四半期の累計ですけれども、前年比で全分野とも伸びております。我々としましても、期初予想から見るとかなりいい感じで進んでいると思っています。

残りの第4四半期ですけれども、昨年苦戦したパブリックサービス分野、それからメディアサービス分野につきましては、引き続き好調に推移するだろうと見込んでいます。

一方で、中国での景気の減速や、Brexit等で欧州の市場がどうなるか見えない部分もございますので、現時点ではこの4月に発表いたしました業績予想は変えないかたちで発表しています。

今後、将来性が見えてきた場合、修正が必要であればすみやかに発表したいと思いますが、現時点では変えないということで発表させていただいています。

オートモーティブ分野

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それではトピックということで、この第3四半期の実績と、第4四半期の取り組みを簡単に説明させていただきます。

22ページ目は、オートモーティブ分野でございます。昨年に引き続き、順調に好調を維持しているところでございますが、アフターマーケットにつきましては、ドライブレコーダー……スライド左側は第3四半期に出しました2カメラモデルです。

前と後ろが同時に撮れるというもので、非常に市場でも受けていまして、大ヒットしています。

それから、この1月に大画面を搭載しましたナビゲーション「彩速ナビ」や、ドライブレコーダーのスタンダードモデルも出していますので、引き続き第4四半期も好調に推移すると思っています。

また、OEM事業でございます。海外向けの商品ではございますが、国内自動車メーカーの海外向けモデルとして、ディスプレイオーディオ・カーオーディオの出荷を開始しています。これは、新規の受注ものの出荷となります。

なお、長野にあります生産拠点で、国際規格IATF16949を取りまして、今後はこういった品質にも十分対応していくことで、OEM事業自体も拡張していこうという内容でございます。

テレマティクスソリューション事業の拡大

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23ページ目、テレマティクスソリューション事業の拡大でございます。スライドの左側の上に記載がありますけれども、三井住友海上さま、あいおいニッセイ同和損保さまの「見守るクルマの保険」についてです。

こちらは年末からかなりテレビコマーシャルも放映していましたので、ご存知の方も多いかと思います。こちらで使われています通信型ドライブレコーダーは当社製で、この1月から出荷を開始しています。

それから、次世代のタクシー向けの配車サービスの提供ということで、DeNA社の配車アプリと当社の配車システムを連携して、共同開発をしています。こちらもなんとか早くまとめて事業化しようということで、共同開発を進めております。

スライドの右上にありますが、東南アジアで最大手の配車サービスを提供するGrab社とも今、共同で実験をしています。Grab社がやっています自家用車を使ったタクシー業に対して、ドライバーの安全を守るためのセキュリティシステムに我々も参画していまして、実証実験をやっていますけれども、3月までに終了して、来期以降の売りにつなげたいと思っています。

また、以前から言っていますけれども、商用のテレマティクス分野もやろうということで、トラック運送業界に向けまして、デジタルタコグラフと連携した通信型のドライブレコーダーも、この春から出荷する予定でございます。

この第4四半期から一部で出荷を開始しますが、どちらかと言うと、来期以降の売上は見込めるところでございます。我々は今、自動車メーカーさん向け、それから市販向けでは、かなりいいポジションでドライブレコーダー事業をやっています。しかし、これに安住せず、こうした新しいテレマティクス分野につきましても着々と手を打って、将来のドライブレコーダー事業を膨らませていくかたちで進めたいと思っているところでございます。

パブリックサービス分野①

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24ページ目です。こちらは、パブリックサービス分野の内容でございます。無線システムでございますが、今、好調に売上が伸びていますアメリカはジョージア州のP25という規格に対応したデジタル無線システムの受注ですとか、アメリカの無線会社のZetron社が、次世代の911……日本で言うと119番にあたると思いますけれども、こちらのコールセンターのシステムを受注できていますので、そういった意味では昨年来、かなり苦労していますけれども、着実に受注が増えているという内容でございます。

また、ニュージーランドにありますTait社という無線の会社に40パーセントの出資をいたしまして、これからはこの会社と業務提携し、調達や開発を共同でやることによるコスト削減、新たな商売の機会を増やすといったところも進めていきます。

それから、日本向けになりますけれども、ソフトバンクさん向けに業務用のIP無線も提供を始めています。こちらはこれからマーケットが広がる分野だと思いますが、こういったことも含めて、手広くやっていきます。

パブリックサービス分野②

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25ページ目が、パブリックサービス分野の業務用システムとヘルスケアになります。業務用システムにつきましては、今回開発しましたフルデジタルの会議システムということで、議事運営といったことを行うシステムですけれども、かなり好評です。すでに11件納入していまして、また6件受注している状況ですので、こちらも増やしていきたいと思っています。

そして、データセンターです。これからいろいろなところで重要になってくるのが、データセンターのセキュリティを高めるための高画質カメラ……遠隔監視システムです。そういったところもすでに受注していまして、売上自体は来期以降になるかもしれませんが、今後に期待しているところでございます。

ヘルスケアでございますが、以前から報告させていただいています、視線を検知する「Gazefinder」という機械です。こちらは自閉症の診断、あるいは認知症を早期に見つけるというところで、今は各大学や研究機関と共同で開発しています。

それから、モニターの事業ですが、「HOSPEX Japan」や「RSNA(北米放射線学術会議)」等で展示をしていまして、受注活動を順調に進めているという内容でございます。

メディアサービス分野①

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メディアサービス分野でございます。オーディオ系のところですけれども、Bluetooth対応のヘッドホンや、年末に出しましたビクターブランドの10周年モデル……価格は20万円前後ですけれども、こちらも非常に順調で品切れ状態が続いているということです。

それから、スライド左下に写真がありますけれども、ヘッドホンのように耳に入れる形ではなく、首にかけて音楽を聴くものです。車の中、あるいはウォーキング中など、耳栓のようになると外の音が聞こえなくて危険なこともあるということで、アウトドアでも使いやすいウェアラブルのスピーカーも発売しまして、好調に推移しております。

ソリューションに関しましては、以前「CONNECTED CAM™」という、LTEやWiFiを使った無線でつなげるカメラの発売を発表しましたが、そのカメラで撮った映像の編集や切替等を行う機械を作っています。

StreamStar社という会社がございまして、こちらに出資をいたしまして協業を深めて、プロ用の放送用カメラを増やしていきたいと思っています。

それから、プロジェクターとしては世界初となります8Kのプロジェクターを年末に発表いたしました。売れるのは第4四半期以降になると思いますが、こちらもかなり受注をとっています。国内で言いますと、ホームシアターグランプリの金賞受賞という内容でございます。

メディアサービス分野②

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27ページ目はエンタテインメントということで、とくにこの第3四半期はかなり好調に推移しましたが、星野源さんをはじめ、いろいなアルバムが好調です。また、第4四半期につきましても、1月に発売になりました桑田佳祐さんのボウリングの歌など、いろいろな作品があり、堅調に推移していくと思っております。

メディアサービス分野③

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28ページ目も、メディアサービス分野のエンタテインメントですが、だいぶ恒例になってきました「ビクターロック祭り」を、3月に幕張メッセでやる予定です(注:3月16日に開催済み)。また、我々が1つの財産だと思っていますビクタースタジオも、最優秀作品賞を連続受賞しています。

ビクターエンタテインメント所属の演歌歌手ですけれども、辰巳ゆうという歌手がレコード大賞の新人賞をとりました。こうしたかたちで、エンタテインメントの作品が出る・出ないで大きくぶれることはありますが、着実に、新しいアーティストの発掘等も含めてやっていくように進めております。

ブランド戦略

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最後になりますが、29ページはブランド戦略です。我々はケンウッド、JVC、ビクターという3つのブランドを主に使っていますけれども、この1月にラスベガスでありました「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」にも、JVC・ケンウッドの両ブランドで出展をしましたし、同時期に幕張メッセで行いました「TOKYO AUTO SALON」にも展示しています。

それから、2018年の「ツーリングカーカップ」の協賛や、ビクターエンタテインメントの子会社でありますフライングドッグという会社がやっているライブイベント「犬フェス!」にも協賛しています。我々の財産だと思っているブランドについて、今後ますます認知を深める活動も続けていきたいと思っています。

私の説明は以上でございます。

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