飲んだあとにラーメンはもう古い。いま食べたい「〆カフェ」グルメ
春は歓送迎会やお花見の季節。普段よりお酒を飲む機会が増えれば、飲んだ後の「〆グルメ」を食べる機会も増えてきます。ラーメン、お茶漬け、うどんなど、お酒の後に食べたくなるグルメはさまざまありますが、現在の〆グルメトレンドはどのようになっているのでしょうか。
この度、外食市場に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」が毎月開催している、外食のプロフェッショナルを集め、外食トレンドを発表する「トレンド座談会」にて、「〆グルメ」の最新動向についてのレポートが発表されました。早速、その気になる内容をご紹介します。
飲んだ後はカフェメニューでしめる「〆カフェ派」が増加中
最新調査で「飲んだ後に食べたい『〆グルメ』」のトップは「アイスクリーム」となり、2016年12月に実施した同ランキングで1位だった「お茶漬け」は3位に。また同2位だった「ラーメン」は今回も2位でしたが、「うどん」(前回4位)や「おにぎり」(前回5位)など炭水化物メニューは順位を落としました。
「アイスクリーム」を支持する理由としては「口がさっぱりするから」が目立ち、4位の「コーヒー・紅茶」の支持理由にも「さっぱりする」「口直しになる」が挙がっています。
昔と比べて〆シーンは変化し、飲んだ後はアイスクリームやコーヒーなどのカフェメニューでしめる「〆カフェ派」が増えていることがわかりますね。
「飲んだ後の『〆グルメ』はどんな場?」という質問では、「クールダウンができる場」がトップになりました。飲み会から帰宅するまでは「ゆっくり静かに過ごしたい」という人が多い様子です。飲み会の勢いそのままに盛り上がることを求めている人は全体の2割にも満たない結果となりました。
「〆グルメ」が多様化している背景には、〆を楽しめる業態のバラエティーが増えたことがあります。引き続き人気のラーメンやお茶漬けなどに加え、昨今の糖質制限ブームの影響もあり「〆に炭水化物を食べなくなった」という人も多い中、注目なのがやはり「〆カフェ」です。アイスクリームやケーキ、札幌発祥の〆(夜)パフェなどが人気ですね。
これからやってくる、春の宴会シーズン。大いにお酒を飲む人も多い中、帰宅前に人気のスイーツ店に行列が…そんなシーンも見られるかもしれません。2019年は、これまでに体験したことのない〆メニューに挑戦してみてはいかがでしょうか。
source:PR TIMES
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