訪日外国人はどこでなに買う?アジア6カ国の意外なリアル

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2019/04/17

ますます増えているアジア圏の各国からの日本への旅行客たち。日本旅行の魅力のひとつであるショッピングでは、いったいどのようなものに興味を持っているのでしょうか。

この度、株式会社Fun Japan Communicationsが香港・インドネシア・マレーシア・台湾・タイ・ベトナムのアジア6カ国の旅行者に「日本でのショッピング事情」について調査を行った結果を発表。日本への関心が高い数十万人のリアルな声をご紹介します。

旅行中にネットショッピング、受け取って持ち帰るという方法も

「日本での旅行中によく買うものは?」という質問では、ベトナムが「化粧品・衣類・食品・薬品」、香港や台湾では「薬品」、タイ・マレーシア・インドネシアでは「食品」が1番多い結果になりました。

「薬品」は自分用はもちろん、家族や友人に頼まれて日本製のニキビ薬や整腸剤など、指定の医薬品を購入しているケースが多い模様です。

また「食品」は、アジアに日本の外食チェーンが進出している影響から、日本食を気に入り家庭でも作る際の調味料が注目されているよう。日本の希少なご当地調味料なども、今後さらに人気が出るアイテムかもしれません。

「なにをポイントに商品を購入する?」という質問では、6カ国とも「価格」または「品質」が最多になりました。さらに台湾・香港・マレーシア・インドネシアでは「日本限定品などの希少性」も支持されています。

マレーシア・タイ・インドネシア・ベトナムの「母国語、英語の説明がある」、香港・インドネシアの「使い道(多目的など)」という回答も、口コミ情報などを踏まえながら慎重に選んでいる傾向が読み取れますね。

「購入する商品の情報はどこから?」という質問では、香港・台湾・タイが「母国のwebサイト」、マレーシアは「日本の観光webサイト」、インドネシアはInstagram、ベトナムはfacebookという結果に。

香港と台湾以外では「日本に住んでいる友人・知人」から情報を得ている人も多いことに注目です。台湾では「ブログ」、香港では「雑誌」も入っており、より詳しい情報を求めているようですね。


「よく利用する店舗、webサイトは?」という質問では、購入品の1位が「薬品」だった香港・台湾の人がドラッグストアという結果になりました。ベトナムはショッピングモールや商店街、スーパーの順となり、コスパがよく訪れやすい場所を選んでいる印象がありますね。

驚きなのは、旅行中に楽天やYahoo!ショッピング、amazon japanといった通販サイトを利用している人がいること。滞在中のホテルで受け取り帰国の際に持ち帰るという、ネット社会ならではの利用方法が生まれています。

アジアの各国で個性が見られた、今回のショッピング事情。良い品を効率よく手に入れる方法は、私たちにも参考になる点がいっぱいです。ぜひ、旅行の際のショッピング方法として取り入れてみてはいかがでしょうか。

source:PR TIMES

image by:JaysonPhotography/Shutterstock.com

※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。 

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美容師・ヘアメイクを経て映画業界に転身。フリーの記者カメラマンとして国内外のレッドカーペット取材や俳優インタビューを行いながら、来日イベントの企画運営・PR、記者会見や舞台挨拶のMCなど洋画をメインに活動。現在は育児のため仕事をセーブし、ライターとして幅広いジャンルの記事を執筆中。

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