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安い外貨両替の方法は?現代アート投資は儲かる?GW前に知りたいお金のあれこれ=俣野成敏

GWに海外旅行を計画している方も多いかと思いますが、もっともお得に為替両替するにはどうすればよいでしょうか? 今回は「投資に関するQ&A」の5回目をお送りします。こちらは、私が現在、金融の専門家とともに運営しているマネースクールのコミュニティに挙げられた質疑応答をもとに執筆されています。(俣野成敏の『トップ1%の人だけが知っている「お金の真実」』実践編

※本記事は有料メルマガ『俣野成敏の『トップ1%の人だけが知っている「お金の真実」』実践編』2019年4月1日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月すべて無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:俣野成敏(またのなるとし)
30歳の時に遭遇したリストラと同時に公募された社内ベンチャー制度で一念発起。年商14億円の企業に育てる。33歳で東証一部上場グループ約130社の現役最年少の役員に抜擢され、さらには40歳で本社召還、史上最年少の上級顧問に就任する。2012年の独立後は、フランチャイズ2業態6店舗のビジネスオーナーや投資活動の傍ら、マネープランの実現にコミットしたマネースクールを共催。自らの経験を書にした『プロフェッショナルサラリーマン』及び『一流の人はなぜそこまで、◯◯にこだわるのか?』のシリーズが、それぞれ12万部を超えるベストセラーとなる。近著では、『トップ1%の人だけが知っている』(日本経済新聞出版社)のシリーズが10万部超えに。著作累計は44万部。ビジネス誌の掲載実績多数。『MONEY VOICE』『リクナビNEXTジャーナル』等のオンラインメディアにも数多く寄稿。『まぐまぐ大賞(MONEY VOICE賞)』を3年連続で受賞している。

損をしないために。人気マネースクールに寄せられた疑問を解決

1. 少々ニッチなテーマに関するQ&A編

今回は「投資に関するQ&A」の5回目をお送りします。こちらは、私が現在、金融の専門家とともに運営しているマネースクールのコミュニティに挙げられた質疑応答をもとに執筆されています。

最初は、為替手数料現代アート投資についてのQ&Aです。少々、ニッチな話題かもしれませんが、なかなか興味深い内容だと思います。早速、見てみることにしましょう。

【少しでもお得に為替両替できる裏技がある?】

Q1:海外旅行や出張などで、シンガポール、香港、フィリピンなど東南アジアやハワイに行くことが多い。もっともお得に為替両替する方法はあるか?

A:基本的に、その国の通貨カードを持っているのが、一番レートが安くなります。

たとえば、現地在住等でOCBC(シンガポール3大銀行の1つ)が発行しているクレジット(VISA Master)機能付きキャッシュカードをお持ちだ、ということであれば、OCBCのカードを使うことによって、日本で日本のクレジットカードを切るのと同じ感覚で、現地レートでの買い物が可能になります。

この方法であれば、基本は両替手数料がゼロになります。ただし現状、OCBCのクレカ機能付きカードは、現地在住者向けのサービスとなっております。

同じく、香港のHSBC(香港上海銀行)に口座をお持ちの方であれば、こちらのキャッシュカードにはUnionPay(中国銀聯)が付帯されていますので、対応しているATMやショッピングでの利用が可能です。特にHSBCの場合は、1つの口座で11種類の通貨を外貨のまま保有することができます。これであれば、いちいち両替することなく、海外送金や外貨のままでの引き出しも可能です。

こうした口座を上手く利用すれば、為替手数料を安く抑えることができます。

しかし、近年はマネーロンダリング対策などで、非居住者への銀行口座開設を制限する傾向にあります。直接、海外の銀行支店に押しかけても、門前払いをされる可能性が高いでしょう。何かしらのアテンドが必要なのが実情です。

海外口座をお持ちでない場合は、「現金で両替をする」か、「日本のクレジットカードのキャッシング(ショッピング)機能を使う」のが、選択肢となります。

Next: 現金もしくは日本のクレカを使って現地通貨を手に入れるときの注意点

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