自然の中に佇む、建築美にうっとり。軽井沢「エロイーズカフェ」

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2019/04/06

避暑別荘地の代表として名前が上がる長野県・軽井沢町。この大人気のエリアで2015年にオープンし、一時は2.5時間待ちとなるなどの人気ぶりに、より多くのお客様が入店できるよう改装に踏み切っていたのが「エロイーズカフェ」です。

そしてこの度、一部の席改装とリピーターのための予約制特別席が導入された同店がついに再オープンしました。そこで今回は、改めてこのカフェの魅力をじっくりご紹介します。

軽井沢の美しい自然に囲まれた歴史的建造物のカフェで、最高のメニューに舌鼓

建物の元オーナーであり、アメリカ人音楽教育家エロイーズ・カニングハム女史にちなみ名付けられている「エロイーズカフェ」。1983年、エロイーズ女史が青少年のために建てた音楽ホール・ハーモニーハウスをリノベーションし、カフェとして生まれ変わりました。

設計は日本モダニズム建築の巨匠・吉村順三氏によるもので、美しく機能的なデザインがポイントです。

老朽化が進み、取り壊しの危機にあったその美しい佇まいを残そうと「軽井沢総合研究所」が2015年に立ち上げた「カフェ」「シェアハウス」「見学ツアー」の保存プロジェクト事業の一環として、エロイーズ・カフェは誕生しました。

同施設はただのリノベーション・カフェというだけでなく、この歴史的にも価値が高い建造物の保護という観点が、多くの人の賛同・支持を集めています。

さらに軽井沢やエロイーズ女史にゆかりのある食材やレシピを使用したメニューの数々が好評で、2018年には2万人もの来店動員数を記録。あまりの人気ぶりからの待ち時間の長さを少しでも解消すべく、カフェの改装が行われていました。

人気を集めていた、宣教師やエロイーズ女史が愛した素材・レシピに啓発されている地元素材を使った人気メニューの数々は、改装後も健在です。

そのなかでも、宣教師直伝のイギリスパンを使用し、長野県産の卵と新鮮なミルクを一晩じっくり浸み込ませ、オーダー後に低温でじっくりふんわりと焼き上げる「宣教師が愛したフレンチトースト」(980円)は、カフェでも1番の人気を集めています。


さらに、マフィンに信州産卵のポーチドエッグ、オランデーソースをトッピングし、信州産サラダがサイドについた人気メニュー「信州産卵のエッグベネディクト」にも注目。いますぐに食べてみたいメニューがそろい、改装後も一層の人気を集めていくことが予想されますね。

有名建築家の作品や財閥由来の別荘などの歴史的建造物が点在している軽井沢。歴史的建造物に加え、豊かな自然にも恵まれていることから観光客や移住希望者の人気も高く、観光客数は8年間で12%(90万人)増加、人口は10年間で11%(1,850人)増加しています。

今後も、より多くの方々が軽井沢の魅力に触れられるよう、同エリアでの歴史的建造物の保存事業は拡大されていくとのこと。エロイーズ・カフェを訪問し、美味しいメニューに舌鼓を打ちながら、美しい軽井沢に触れる旅を計画してみてはいかがでしょうか。

  • エロイーズカフェ
  • 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢1067-9 ハーモニーハウス
  • 050-5835-0554(予約可能)
  • 定休日:3月中旬~翌年1月中旬まで無休で営業
  • 8:00〜15:00
  • http://www.eloise-cunningham.jp/

source:@Press

※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。 

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美容師・ヘアメイクを経て映画業界に転身。フリーの記者カメラマンとして国内外のレッドカーペット取材や俳優インタビューを行いながら、来日イベントの企画運営・PR、記者会見や舞台挨拶のMCなど洋画をメインに活動。現在は育児のため仕事をセーブし、ライターとして幅広いジャンルの記事を執筆中。

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