内閣府、景気動向指数「悪化」に下方修正。選挙前に増税延期も?

2019.05.13
by gyouza(まぐまぐ編集部)
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NHKや時事通信など報道各社によると、内閣府は13日、今年3月の景気動向指数が2か月ぶりに低下し、指数の動きから機械的に導かれる景気の基調判断を「悪化」に下方修正したと発表した。同判断が「悪化」となったのは、2013年1月以来、6年2カ月ぶりだという。内閣府によると、中国経済の減速で企業の生産が落ち込むなどしたためとしている。

● 景気動向指数(平成31(2019)年3月分速報) ※PDFが開きます

この報道を受け、ネット上では「夏の参院選前に消費増税の凍結をする理由づけでは?」「アベノミクスは失敗ということか」「統計偽装がバレた結果」など、経済政策に対する批判の声や選挙前の前フリを指摘する声なども挙がっている。(随時更新)

Twitter上の反応










今回の内閣府発表を受けて、「リーマンショック級の経済危機が訪れない限り10%に増税する」と表明している消費税増税の条件である景気判断について注目が集まるのは必至。今後の情報を注意深く見守る必要がありそうだ。

※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。

image by: 内閣府HPより景気動向指数(平成31(2019)年3月分速報)「一致指数の推移」

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