fbpx

高い?安い?「結婚で得られる幸福感」をお金に換算すると月5万円らしい=川畑明美

「結婚で得られる幸福感」をお金に換算すると、年間で約60万円だそうです。月額だと5万円。これを多いと感じるでしょうか? 少ないと感じるでしょうか?(『教育貧困にならないために』川畑明美)

プロフィール:川畑明美(かわばた あけみ)
ファイナンシャルプランナー。2人の子どもと夫婦の4人暮らし。子育てをしながらフルタイムで働く傍ら、投資信託の積立投資で2000万円の資産を構築。2013年にファイナンシャルプランナー資格を取得。雑誌を中心に執筆活動を行う一方、積立投資の選び方と積立設定までをマンツーマンで教える家計のコーチング・サービスを展開している。

幸せな夫婦生活の秘訣は「たかが5万円、されど5万円」かも?

「離婚防止」としての高額な結婚式

経済学の本を読んでいたら、「結婚式にお金をかけるのは、離婚防止と考えられる」ということが書いてありました。

なぜ「離婚防止」なのかと言うと、こういうことだそうです。結婚式で大きなお金をかけると、再婚するのにまたお金がかかるから、離婚しない方が良いと考える人がいる。つまり結婚式を盛大にするのは、離婚防止の役割を果たしているという考え方です。

例として、15世紀のイギリスでは妻の実家から年収2年分を持参した記録があったり、アフリカの部族では夫から妻の家に牛を贈る習慣があるとしています。そのように考えたことがなかったので、面白かったです。

ただ、フト考えてみて、最近は結納をすることが少なくなってきているから、離婚が増えたのか? そんなことも、考えてしまいました。結納の時、結納金を渡しますものね。

結婚の幸せは「年間60万円程度」経済学者が試算

さらに、結婚によって得られる幸福感の計算式もありました。タイ出身の経済学者が考えた式らしいのですが、日本円で計算すると1年間で約60万円になるそうです。

思っていたよりも安いですね。月額にすると5万円です。確かに、毎月5万円収入が増えたら、少し贅沢できますよね。

そう考えてみると、ちょっと幸せが長く続くのかもしれません。逆に考えてみても、毎月5万円がなくなってしまうのは、少し寂しいです。

たかが5万円、されど5万円。結婚はそのくらいの幸せだと考えると、自分の幸せは自分で探すしかありませんね。

でも、自分の幸せが見つかれば、毎月の5万円がとても嬉しく感じると思います。自分で自分を幸せにできているから、ちょっと幸せな結婚生活ができるのか!

結婚によって得られる幸福感をお金に換算するのは少し嫌な感じもしましたが、深く考えてみると、妙に腑に落ちました!

【関連】世の女性たちが知らない、男から見た「将来億を稼ぐ男性」の条件=午堂登紀雄

【関連】「人生どのタイミングで結婚相手を決めるべきか?」を数学的に解明する Secretary Problem=三浦茜

【関連】「年収350万、若い女性と結婚したい」40代の婚活男性がハマる罠とは?=山本昌義

教育貧困にならないために』(2018年1月25日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

無料メルマガ好評配信中

教育貧困にならないために

[無料 ほぼ日刊]
人生で二番目に大きな買い物は、子どもの教育費。教育費を意識して貯蓄していますか?「実はコレだけ必要です」から、「学資保険でまかなえるのか?」「目減りしない資産管理」「我慢しない節約」「ゼロから稼ぐ方法」までを調べて実践したことを紹介しています。教育ローンに頼らず、老後資金も確保できる教育費の貯め方を伝授します。

いま読まれてます

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

MONEY VOICEの最新情報をお届けします。

この記事が気に入ったらXでMONEY VOICEをフォロー