さいたまの荒川水系、一時氾濫危険水位超える。関東の豪雨まとめ

2019.05.21
by gyouza(まぐまぐ編集部)
jugojo19052113551800
 

気象庁は21日、前線や湿った空気の影響で大気の状態が非常に不安定になり、関東甲信や東海に発達した雨雲がかかり、激しい雨を降らせていると発表。この雨の影響で同日午後1時20分、さいたま市北区を流れる荒川水系の「鴻沼川(こうぬまがわ)」が、十五条橋の観測所で氾濫危険水位を超えたという事です。同午後4時現在、危険水位を下回ったということです。


群馬県みなかみ町の利根川にある月夜野橋観測所で同日午前11時20分、洪水のおそれがある氾濫危険水位を超えましたが、同午後4時現在、危険水位を下回ったということです。群馬県は「雨に加えて上流のダムで放流が行われているため水位が上昇しているとみられる」としていました。

国土交通省「川の防災情報」月夜野橋観測所(群馬・みなかみ町)

栃木県宇都宮市内を流れる田川は、氾濫注意レベル2に達したため、今後の情報に注意する必要があります。

また、東京電力によると、関東地方で20日夜から断続的に停電が発生し、午後12時半現在で、千葉県、神奈川県、茨城県であわせて約2200戸が停電しているとしています。

また、神奈川県藤沢市で同日午前10時前、修繕中のアパートの足場が倒れました。警察は強風の影響と見て詳しい状況を調べているとのことです。

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image by: 十五条橋観測局

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