初夏の絶景。日本全国のおすすめ「ホタル」鑑賞&イベント16選【2019】
初夏の風物詩の一つであるホタル。小さな光を放ちながら夜の空間を舞うその姿は、とても美しく、幻想的ですね。
そこで今回は日本各地のホタル観賞名所のなかから、おすすめスポットとイベントをピックアップして、例年の観測時期とあわせてご紹介します。
目次
東和町鱒淵/宮城県登米市東和町鱒淵地区
参考観測時期:6月下旬~7月上旬
宮城県登米市の「東和町鱒淵地区」は、ゲンジボタル群生地として国の天然記念物に指定されています。
少し涼しい夜風のなか、ゲンジボタルがふんわり飛び交う光景はまさに神秘的。非常にロマンチックなので、デートにもおすすめです。
田口町ホタルの里/群馬県前橋市
参考観測時期:6月上旬〜下旬
一晩に累計で約4万人に近い鑑賞者が訪れたこともあるホタル鑑賞の名所が、群馬県前橋市にある「田口町ホタルの里」です。
田口町では町を上げて、この休耕田を利用した土地でホタルを保護しています。また、車椅子での鑑賞が可能にしたりと、障がい者の方のホタル鑑賞にも配慮しています。
久我山ホタル祭り/東京都杉並区久我山
参考観測時期:ほたる祭り放流から2~3日
東京都杉並区久我山の京王井の頭線久我山駅周辺で開催される「久我山ホタル祭り」では、久我山会館の特設テント内でホタル観賞はもちろん、各種イベントも楽しめます。
2019年の開催日は、6月15日(土)と16日(日)。都心部にいながらゆったりホタルを鑑賞できるため、ぜひ風情感じに足を運んでみてくださいね。
松葉沢ほたるの里/神奈川県愛川町
参考観測時期:6月上旬〜下旬
神奈川県愛川町の「松葉沢ほたるの里」は「ふる里いきものの里100選」にも選定されている、ホタル生息地として知られています。
松葉沢ホタル保存会が毎年、鑑賞会などの活動をしており、ゲンジボタルやヘイケボタルを見ることができますよ。
ほたるの宴/神奈川県足柄下郡湯河原町
参考観測時期:5月下旬~6月下旬
神奈川県足柄下郡湯河原町では、2019年5月30日(木)~6月12日(水)にかけて、JR湯河原駅から車で約7分ほどにある「万葉公園内花木園」にて、「ほたるの宴」を開催します。
同園で見られるのは、地元の小学生によって放流されたゲンジボタルです。なお「ほたるの宴」期間中、ホタル鑑賞ゾーンがペット不可になるためご注意ください。
鳥川ホタルの里/愛知県岡崎市鳥川町
観測時期:5月下旬~6月下旬
愛知県岡崎市鳥川町の「鳥川ホタルの里」は、多い時には1,000匹を越えるゲンジボタルの鑑賞スポットです。観測にもっとも適している時期は6月中旬ごろ。多数のゲンジボタルが飛び舞う光景はまさに圧巻です。
また、2019年6月1日(土)には地元「鳥川ホタル保存会」主催による「鳥川ホタルまつりオープニングイベント」が開催されます。
新東名「岡崎東IC」からだと約15分、東名「岡崎IC」からは約30分ほどのエリアなので、週末にドライブがてら足を運ぶのにぴったりですね。
大安寺川ホタルの里/岐阜県各務原市鵜沼大安寺町
観測時期:6月上旬~下旬
岐阜県各務原市を流れる大安寺川の上流では、川沿いをただよう美しいゲンジボタルを見ることができます。そのなかでも、ビオトープが整備されている「大安寺川ホタルの里」は特に多くのホタルが飛び交い、非常に幻想的な風景が広がります。
例年6月上旬に「ホタル祭り」が開催され、ボランティアのみなさんがガイドとして在中しているため、ホタルに関する質問に答えてくれますよ。2019年は6月2日(日)~17日(月)に開催予定です。
鈴鹿ほたるの里/三重県鈴鹿市西庄内町地内
観測時期:5月下旬~6月中旬
三重県鈴鹿市西庄内町地内の「鈴鹿ほたるの里」では、5月下旬~6月中旬にかけて天然のゲンジボタルやヘイケボタルなど、多くのホタルが見られます。
同所では地元のボランティアがホタルの保護などを行っており、毎年、丸太切り、流しソーメンもある「ほたる祭り」も開催されます。
天の川ほたるまつり/滋賀県米原市長岡
観測時期:6月上旬~中旬
滋賀県米原市長岡地区は、ゲンジボタルの生息地として国の特別天然記念物に指定されています。このため毎年ホタルのシーズンになると天野川近くで「天の川ほたるまつり」が開催されます。
2019年は6月1日(土)、2日(日)に開催予定です。同イベントでは、ホタルパレードやホタル太鼓の演奏などが行われます。
内尾神社/兵庫県丹波市
観測時期:6月~7月
兵庫県丹波市氷上町の「内尾神社」では、6月~7月にかけてヒメボタルの乱舞が見ることが可能です。そして毎年、この時期には「ひかみドリームツアー」が開催され、ヒメボタル鑑賞のほか、酒蔵見学、パン作り、食事会などが楽しめますよ。
奈良県宇陀市のホタル/奈良県宇陀市
観測時期:6月中旬~7月上旬
奈良県宇陀市は、なんと市内の全域でゲンジホタルが鑑賞できるという貴重な町です。特に、室生川の流域では多数のゲンジボタルがみられます。
大谷川/岡山県美作市
観測時期:5月下旬~6月中旬
中国道美作ICからほど近いリゾート地である「湯郷温泉」のそばを流れる清流「大谷川」は、例年5月下旬〜6月中旬の時期にゲンジボタルを見ること可能です。
また6月上旬ごろには「湯郷温泉ホタルまつり」が開催され、提灯を持って幻想的な川沿いをゆったりと散歩できますよ。
増川ホタルまつり/徳島県三好郡東みよし町
観測時期:6月中旬
上毛町(東上地区・西友枝地区)/福岡県築上郡上毛町
観測時期:5月下旬~6月中旬
JR中津駅から車で20分ほど行った上毛町の東上地区・西友枝地区は、5月下旬~6月中旬にかけてホタルが鑑賞できるスポットです。
同所では毎年ホタルの時期にだけ、上毛町西友枝の体験交流センター「ゆいきらら」が「ホタルかふぇ」をオープンします。観光に訪れた人も地元住民とこのカフェでコミュニケーションを楽しめますよ。
相河川/長崎県南松浦郡新上五島町相河郷
観測時期:5月中旬~6月上旬
長崎県の五島列島のひとつである中通島、相河郷の相河川付近には多くのヒメボタルとゲンジホタルが生息しており、毎年シーズンになると「ほたるのふるさと相河川まつり」が開催されます。
2019年の開催予定日は5月25日(土)~6月9日(日)で、ホタル観賞はもちろん、屋台も出店されにぎわいます。
西表島のヤエヤマヒメボタル/沖縄県八重山郡竹富町 (西表島)
観測時期:2月下旬~4月下旬
沖縄県「西表島」には、ヤエヤマヒメボタルが生息してます。ここはなんと2月からホタル観賞ができる、日本で一番早いホタル鑑賞スポットです。
ヤエヤマヒメボタルは希少なホタルで、非常に小さく、低空飛行することが特徴です。地上近くをゆったりとヤエヤマヒメボタルが飛行する姿は、通常のホタル鑑賞とはまた違った感動を味わえます。
image by:(一社)岡崎市観光協会
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