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「食の安全」は崩壊へ。ついに日本の農業を米国に売り渡す密約を交わした安倍政権

トランプが衆参ダブル選挙を匂わすツイートをしたと話題だが、問題はそこではない。「日本の農業をすっかり売り渡す密約を交わした」と取れる部分だ。(『カレイドスコープのメルマガ』)

※本記事は、『カレイドスコープのメルマガ』 2019年5月30日号の一部抜粋です。ご興味を持たれた方はぜひこの機会に今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

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トランプ訪日報道にある違和感

トランプの訪日に当たっては、いつものとおり、ゴルフその他の過剰接待が用意されていました。

メディアは、あらかじめ示し合わせた約束事に沿って、トランプと安倍首相が旧知の間柄でもあるかのように歓談する様子を伝えていました。

しかし、ひとしきりゴルフに興じた後、トランプは意味深なツイートを発したのです。

日本との貿易交渉で素晴らしい進展があった。とりわけ、農業と牛肉においては小躍りしたくなるくらいだ。日本の7月の選挙が終わるまで本当に待ち遠しい。そのときは、良い数字が目白押しだ!

トランプが「7月の選挙」をelectionsと複数形で書いたことから、ネットニュースは「やはり衆参同時選挙か」とざわめいています。

もちろん、安倍自民は、すかさず「衆参ダブル選挙などと誰も言っていない」と火消しに躍起となっています。

ここで違和感を感じないとすれば、その人はモンサントの遺伝子組み換え野菜と、自然農法で育てた無農薬の野菜と区別がつかないまま、おいしそうに口にほうばってしまう人でしょう。

いつもなら(それが後になって真っ赤な嘘であることが分かったとしても)「ありえない!」と力強く否定するはずが、今度は「誰も言っていない」と消極的です。

当然のことながら、安倍陣営は衆参同時選挙を視野に入れているはずです。しかし、直前まで情勢を見ながら判断することを考えている様子で、「流動的な要素」も含まれているようです。

いえいえ、問題は、そのことではないのです。

「農業と牛肉を米国に売り渡す」その見返りは?

ネットニュースは、こぞって安倍首相がトランプに夏の選挙についてリークしたのではないかとの憶測を呼ぶ報道を行っています。

日本の選挙は日本の問題であって、それこそ国家の独立性を問われる問題であり、仮にも報道されているように「安倍首相は、選挙が終わるまで日本の農業をすっかり売り渡す密約があったことを内緒にしておいてね」とトランプに言い含めていたとすれば、まさしく極刑に値する犯罪行為です。

ロイターは、「トランプ大統領が参院選後に、実際に日本への圧力をかけに動き出すまでは、安倍首相が何を得たのか知ることはできない」と、ジャパン・ハンドラーの一人、コロンビア大学のジェラルド・カーティスの言葉で締めくくっています。

しかし、如才ないトランプは、さっそく手付金を打つかのように、韓国の「東海」、北朝鮮の「朝鮮東海」を退けて、日本海を公式の場で「日本海」と呼んだのです。

これは、副大統領のマイク・ペンスも同じで、おそらくワシントン内部にはトランプ政権から「今後、日本海で統一する」という見解が示されたものと判断できるのです。

こうしたことから、トランプは、すでに安倍首相との密約において、大きな成果を上げたことをうかがわせるのです。

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