進化する日本のホテル。人形町「泊まれる茶室」が2019年4月オープン

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2019/03/16

心の静けさを取り戻し、シンとした静けさの中で落ち着くことができる日本の「茶室」。日本では古くから精神を統一する場所としても、名立たる名将などが専用の茶室を作ってきたことで知られています。

そしてこの度、株式会社SENがそんな茶室にヒントを得て、「泊まれる茶室」をテーマに「禅×ミニマリズム」のホテル「hotel zen tokyo(ホテル・ゼン・トーキョー)」を日本橋人形町に2019年4月のグランドオープン決定しました。早速、その概要を紹介します。

千利休が16世紀後半に生み出した茶室の傑作「待庵」を再解釈し、和モダンな空間へ

従来のカプセルホテルを一新し、世界初の「禅×ミニマリズム」を実現したホテル「hotel zen tokyo」。千利休が16世紀後半に生み出した茶室の傑作「待庵」を、建築家が21世紀型に再解釈し、和モダンな空間として作り上げられた客室がズラリと並びます。

各客室は天井高が2m以上もあり、ベッドにもシモンズ・ベッドを取り入れ、壁には日本画が飾られるなど、カプセルというミニマルな空間でありながらも、上質な和体験が可能です。全部で7フロアあるホテル館内には、ベッドサイズや部屋の広さに応じて5種類の客室、合計78の客室が用意されています。

各カプセルの「床の間」には、従来は掛け軸が飾られる箇所に、東京藝術大学の方々が厳選・キュレーションした日本画を展示しています。各部屋に展示された、日本画を次世代へ引き継ぐ4名の日本人アーティストによる4作品に大注目です。

ゲストが館内で羽織るホテルのオリジナル・ルームウェアも用意。着物にインスパイアされたシルエットのこのルームウェアは、SOMA DESIGNのクリエイティブディレクター・デザイナーである廣川玉枝さんがデザインを担当しています。

茶室空間で自然の風景を身に纏い、禅の心を引き寄せるデザインは、羽織れば納得の仕上がりです。

またホテル館内には合計300平方メートルの共用施設も併設され、ビジネスマンが仕事に使えるワークラウンジや、ソムリエが厳選した日本酒・日本産のリキュールを用いたカクテルが楽しめるバー・ラウンジなども完備。ゲストが部屋以外での時間も存分にくつろげるようにと考えられた設計になっています。

ホテルの場所は人形町駅から徒歩1分という好立地。人形町は浅草・銀座・秋葉原等の観光地、また東京駅・羽田空港・成田空港へのアクセスも非常に良く、観光で訪れた方も、ビジネスマンの方も思わず利用したくなってしまうエリアですね。


今後は国内・海外でのフランチャイズ展開も予定されているという「hotel zen tokyo」。国内だけでなく、海外からの観光客にも大人気となりそうなこちらの「泊まれる茶室」、ぜひ一度体験してみてはいかがでしょうか。

  • hotel zen tokyo(ホテル・ゼン・トーキョー)
  • 東京都中央区日本橋人形町1-5-8
  • 人形町/水天宮
  • 開業日:2019年4月上旬 (予定)
  • https://www.hotelzen.jp/

source:PR TIMES

※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。 

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美容師・ヘアメイクを経て映画業界に転身。フリーの記者カメラマンとして国内外のレッドカーペット取材や俳優インタビューを行いながら、来日イベントの企画運営・PR、記者会見や舞台挨拶のMCなど洋画をメインに活動。現在は育児のため仕事をセーブし、ライターとして幅広いジャンルの記事を執筆中。

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