あなたは何歳まで働きたいですか?人材紹介会社の調査によると、年齢が上がるほど70歳まで働きたいと回答し、若い人ほど70歳まで働きたくないと言っています。(『教育貧困にならないために』川畑明美)
ファイナンシャルプランナー。2人の子どもと夫婦の4人暮らし。子育てをしながらフルタイムで働く傍ら、投資信託の積立投資で2,000万円の資産を構築。2013年にファイナンシャルプランナー資格を取得。雑誌を中心に執筆活動を行う一方、積立投資の選び方と積立設定までをマンツーマンで教える家計のコーチング・サービスを展開している。
50〜60代では、過半数が「70歳またはそれ以上まで働く」と回答
若い人ほど早くリタイアしたい
あなたは何歳まで働きたいですか?
そんな質問を、人材紹介会社のロバート・ウォルターズが調査しました。
※参考:ホワイトカラー正社員の85%、「少なくとも65歳まで働く」 – ロバート・ウォルターズ(2019年6月17日配信)
この調査が興味深いのは、年齢が上がるほど「70歳まで働きたい」と回答しています。
そして20代の8割以上、30代の6割以上が、「70歳まで」または「71歳以降まで」も働くつもりはない回答しています。
確かに私も20代の頃は、ずっと働くのは「しんどい」と思っていました。20代だと、雑用も多いですからね。しかも、私が就職した翌年から新卒の雇用が急速に少なくなったので、私はずっと最年少でした。
責任ある仕事もしつつ雑用もこなすのは「しんどい」と思ったものです。
資産を築く人はずっと働いている
ただ、仕事はずっと続けていると、感謝されることが多くなります。
いつも一所懸命に働いていると、お客様が新しいお客様を紹介してくれたり、だんだん仕事が楽になってきました。
そこまでくると、仕事が楽しく、さらにがんばろうと思ったものです。
上記のアンケートでも、50〜60代では、過半数が「70歳またはそれ以上まで働く」と回答しています。
実際に家計診断をしていると、資産を築いている方ほど長くお仕事を続けています。
もう、お仕事しなくてもよいくらい資産がある方ほど働いているし、まだ仕事を続けたいと言います。
そして、投資についても積極的にご自身で行動することが多いです。
『教育貧困にならないために』(2019年6月29日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による
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