【MBの"超"思考】コンセプトのないビジネスは死ぬ。コンセプトのない人生は幸せが逃げていく。

ビジネスはコンセプトが重要です。新規開店したけれど2,3年足らずで徹底するお店って跡を絶たないでしょう。それらの多くが「コンセプト不足」によるものだと私は考えています。今回はそんなお話。

▼コンセプトの重要性

世の中には「こうした方が良い」という情報や手法は山の様にあります。例えば身体的な例で言えば「筋肉は無いよりあった方が良い」、知識で言えば「世界経済を知らないより知っておいた方が良い」、ビジネスで言えば「ホームページは無いよりあった方が良い」などなど。

こうした「客観的に良い」とされる物は山ほどありますが、実はそれらは「主観的にも良い」とは限りません。筋肉も世界経済もホームページも、自分の人生やビジネスに全く寄与しないのであれば無駄です。「世の中における良い」が「自分にとっても良い」とは限りません。

では「自分にとっての良い」はどこで決定されるのか。その尺度はどこにあるのか。ビジネスにおいてはそれは「コンセプト」が答えです。



▼何故私は動画でファッション解説をしないのか

例えば私が運営するおしゃれを教えるサービス「KnowerMag」の例。よく聞かれるのが「Youtubeはやらないんですか?」「動画でのファッション解説はやらないんですか?」という質問。多くの企業さんからもご提案がありましたが、動画は基本的にはやりません。もちろん「スカーフの結び方」や「ロールアップの仕方」や「帽子のかぶり方」など文章じゃどうしても説明しきれいないもの、動画じゃないとなかなか伝えられないものに関しては「補足情報」として動画を配信することがあります。(ニコニコ公式チャンネルにて配信している通りです)しかし動画をメインコンテンツに据えることはありません。あくまで補足としての価値しか私は見出していません。

もちろん情報量として優れているのは文章より圧倒的に動画です。データを量を見ればそれは明らか。より短い時間でより多い内容を伝えることができるのは間違いなく動画の方でしょう。また世界的なニーズも文章より動画の方が高い。メルマガなんてオールドメディアで活躍しているのは私くらいのもので、世間のトレンドは動画、活躍している人は皆Youtuberでしょう。

では何故私は動画をやらないのか。視覚的な問題であるファッションを、何故「文章」で展開しようとするのか。

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