「あなたの部屋が汚いのは、才能がありすぎるから。」汚部屋と才能の意外な因果関係とは。

久しく、mineを更新していませんでしたが、昨日から自分の中で文章を書く量を、毎日最低1万字を書くとコミットしたこともあり、ここでもアウトプットをしていこうと思います。

何事もそうですが、決めると楽しいですね。

やると決めて、あとは没頭する。

8月30日に主婦の友社より最新刊「あなたの部屋が汚いのは、才能がありすぎるから」が、発売になります。

今回は、今までの片づけ本にはない角度からの斬新な一冊になると思っています。ただ、斬新な角度で届けたいと思ったわけではなく、ぼくが空間心理カウンセラーとしての活動を通して、本質的に考察していたことをようやく形にすることができました。

部屋が綺麗な方が良い、汚い方が良いという、善悪の論議ではなくて、部屋を通して自分を知り、部屋から逆算してその人の無意識のパターンを紐解いていくことによって、才能を開花できるヒントが分かるというのが今回の1冊。

片づけをするための、片づけ本ではなくて、その人の才能を開花させるための片づけ本となっています。

これまでは、部屋が汚い人が責められがちだったり、それが悪いことであると評価されながら、片づけができないことに劣等感を感じながら、それができない自分はダメな人間であるとさえ思って自己嫌悪になりながら過ごす人が多い風潮にありました。

でも、ぼくは空間心理カウンセラーとして、綺麗好きの人も、部屋が汚い人も、その人たちの深層心理の観点で悩み相談を受けてきた経験から、必ずしも綺麗にすることが人生において良い方向に進むわけではないケースも数多く見てきました。

大切なことは、部屋を綺麗にすることではなく、部屋に住んでいる自分の心が喜びに満ちた状態になっていくかどうか。形式だけ綺麗にしたとしても、心に喜びを感じなければ幸福感は得られないのです。

そんな中でぼくは、部屋を通して才能に着目し始めたきっかけが、職業別に散らかる人の傾向を考察したことがきっかけでした。

部屋が散らかる人たちの職業を考察していくと、アーティスト系や研究者、またぼくと同じようにカウンセラーやセラピストなど、ある一定の共通する職種の特徴が見えてきたのですね。

そこからさらに、その職種に求められる技術や能力にフォーカスしてみたときに、片づけが苦手なタイプの人と、片づけ思考の人とでは、得意として取り組める職種にも違いがあることが見えてきたのです。

そして、部屋が片づかなくなる人は往々にして、自分の資質に合った職種で働いていないケースが多いことも見えてきました。

例えば、クリエイティブな仕事が本来は得意なのに、経理などの事務作業をしているということです。

こうした資質と職種の矛盾が、部屋の散らかりを引き起こすことが見えたときに、逆に資質を生かした働き方をしたり、過ごし方をするようになると、環境も整いやすくなるのではないかという仮説が生まれました。

そして、それをここ2、3年で実行に移して検証をしていたのですね。

部屋が片づかないという方々の、片づけをサポートするのではなくて、その人の才能が活きるようなサポートをするという検証です。

そうすると面白いことに、一切片づけのことを考えなくて良いと思った時点で、その人たちは表情に変化が生まれ、自分の才能を活かして生きると決めた瞬間から行動が変わり始めていったのです。

その結果、自分らしく活き活きと過ごしていかれる方が多くなって、結果的に環境も自然と整っていく人も増えていきました。

何よりも、それまでは後ろ向きに自分のことを卑下していた人たちが、自分が大好きなことを意識したり、才能を伸ばす行動をすることで自分が大好きになっていったのです。

汚部屋を単に、悪い捉えるのではなくて、「活かしきれてない才能があるかもしれない」という風に、自分を知るきっかけとして捉えてみる。

そうすると、前向きに発展的な方向へと自分を舵取りできる発想になれます。

8月30日に主婦の友社から発売の最新刊。

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