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沖縄旅行中の韓国人が人命救助。日本人との連携プレーに賞賛の声

沖縄県の那覇市消防局は2日までに、那覇市内の商業施設で倒れた中国人観光客の命を救ったとして、韓国人の男性消防官2人に感謝状を贈ることを決めたと、沖縄タイムス共同通信などが報じた。ネット上には、日韓関係が悪化する中このような心温まるエピソードに、この韓国人消防官や救助に関わった日本人女性らに賞賛の声が挙がっている。

沖縄タイムスによると、市消防局の話として、6月14日19時59分ごろ、市松尾のドン・キホーテ国際通り店で中国人男性(59)が突然、胸部の圧迫感を訴え、意識を失い心肺停止状態に陥ったという。その場に居合わせた韓国人消防官2人などが人命救助にあたったことで命を取り留めたとしている。男性は6月21日に県内の医療機関を後遺症無く退院したという。2人の韓国人消防官は旅行で沖縄を訪れており、自動体外式除細動器(AED)を使用して早期の電気ショックなどを施し、男性の命を救ったとしている。2人はすでに帰国しているが、感謝状の受賞については了承しているという。その他、同市消防局は速やかな119番通報をしたとして愛知県在住の女性(27)にも感謝状を贈り、救急隊を現場まで誘導したとしてドン・キホーテの従業員数人にも感謝状を贈る予定だという。

この華麗なる連携プレーによる人命救助に、ネットでは「素晴らしい」「これは嫌韓と関係ない」「人命に国境はないね」など、日韓関係が悪化している国家間の争いとは真逆の、「賞賛」と「感動」の声が多数挙がっている。

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source: 沖縄タイムス共同通信

image by: ben bryant / Shutterstock.com

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