一生に一度は食べてみたい。世界各国の「臭い食べ物」TOP10

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2019/03/25

日本人にとって「美味しいけれど臭い食べ物」といえば、まず納豆を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。でもこの納豆、訪日外国人から見ると、その個性的な臭いのためになかなかの難敵なもよう。

このように、その国では愛されてはいるけれど、知らずに体験すると驚くような独特な臭いを持つ食べ物は、世界各国にあります。

そこで今回は、ランキングサイト「gooランキング」が発表した「一度は試してみたい世界の臭い食べ物」からTOP10をご紹介します。

第10位 ホンオフェ/韓国

image by:photoAC

10位には韓国「ホンオフェ」がランクインしました。魚のエイを発酵させたもので、朝鮮半島南部では冠婚葬祭に欠かせない高級料理なんだそう。

作り方は、エイの肉を壺等に入れて冷暗所に置き、10日ほど発酵させるとエイの身に含まれる尿素などが加水分解され、アンモニアが発生して出来上がります。

しかしその臭気はかなりの強烈なため、世界有数&アジア最強の匂いを持つ食べ物とされるほど。口に入れた状態で深呼吸すると失神寸前になるともいわれ、臭気は納豆の14倍もあるそうです。

ちなみに、日本では東京都の高田馬場にある居酒屋「にっこりマッコリ」で食べることができるそうです。

第9位 ニョクマム(ヌクマム)/ベトナム

ヌクマムを使う定番料理、ナマズの土鍋煮 image by:All Stock Photos/Shutterstock.com

第9位にランクインしたのは、ベトナムの「ニョクマム(ヌクマム)」です。ベトナム料理で使われる調味料で、小魚を原料とする魚醤の一種。小魚と塩を壺や樽に入れ、冷所で6カ月から12カ月間熟成させたものの浸出液です。

ベトナム料理においては日本のしょうゆと同じような役割を持つとされ、ベトナム料理で使われる頻度が高い調味料です。また、砂糖、ニンニク、トウガラシ、ライムなどと合わせてヌクチャムというつけ汁にもされます。


ところが、これも臭気が強く、煮炊きに使った時に出る臭気は日本のくさやに例えられることもあるほどです。日本では通販サイトなどで購入できます。

第8位 エピキュアーチーズ/ニュージーランド

image by:Andrey Chmelyov/Shutterstock.com

第8位にはニュージーランドの「エピキュアーチーズ」がランクインしました。エピキュアーチーズは缶詰チーズですが、缶詰の中で発酵させるため、缶詰は膨満し破裂しそうな形状になっています。食べるには現地に行くか、お土産として買って帰ってもらうしかないようですね。

味は酸味が強くコクもたっぷり。もともとチーズはかなり匂いますが、エピキュアーチーズの臭さはどんなチーズよりも強烈で、納豆の5倍の臭気だそうです。

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