最悪の状態を続ける日韓関係。四面楚歌の韓国が新たな必殺技を登場させてきており、安倍政権は思わぬところで本質的な問題を突かれる状況に直面し始めています。(『今市太郎の戦略的FX投資』今市太郎)
※本記事は有料メルマガ『今市太郎の戦略的FX投資』2019年8月16日号の抜粋です。興味を持たれた方は、ぜひこの機会にバックナンバー含め初月分無料のお試し購読をどうぞ。
韓国の一手で日本は詰む?全周辺国からの追及を免れない事態へ…
追い詰められた韓国が繰り出す必殺技?
もはや国交断絶なのではないかとさえ思われる、最悪の状態を続ける日韓関係。
かなり四面楚歌の状況にある韓国が新たな必殺技を登場させてきており、安倍政権は思わぬところで本質的な問題を突かれる状況に直面し始めています。
それが、福島第一原発の汚染水の問題です。
当メルマガの主題であるFXとは直接関係ありませんが、これはかなりクリティカルであると思われますので、あえてフォーカスしてみたいと思います。
韓国外交省が振り出した安倍政権への鉄槌的要請
韓国外交省の報道官は8月13日、定例記者会見において東京電力福島第一原発でたまり続ける汚染水について、「韓国国民の健康や安全を最優先として、汚染水の管理状況や処理計画について、日本に情報公開などを積極的に要請していく」とする方針を発表し、これがにわかに注目を浴びています。
ことと次第によっては国際機関や太平洋の沿岸各国とも協力して汚染水の放出問題に対応していくとしています。
2013年9月の東京五輪招致演説で「福島第一原発の状況はコントロールされている」と大見得を切った安倍首相の発言は、当該施設の汚染水に関してはまったくの虚偽発言と指摘されても仕方ない状況が続いています。
これがこのタイミングで国際的な問題になった場合、沿岸各国へ補償や対策を含めてかなり大きな課題になりかねない、極めてクリティカルな事案になりそうです。
この汚染水問題、韓国は自国民の健康が心配でしょうが、もっと心配なのはこちらの日本国民の方で、しっかり政府から詳細が定期的にアップデートされているとは決して言えないのが実情となっています。