甘い匂いに誘われて。スイスのチョコレート工場で幸せ気分

Array
2019/09/19

スイスの名物グルメと聞かれたら、チーズを浮かべる人も多いのでは?でももうひとつ欠かせないものといえば種類豊富なチョコレートです。歴史あるメーカーがさまざまありますが、試食や体験ができるチョコレート工場も多くあります。

今回は、スイス暮らしのプロであるojoさんが、チョコレート工場に行った思い出話を紹介してくれました。

試食に体験など、チョコレート三昧な工場見学

秋らしいカラリとしたいいお天気が続いたかと思うと、冷たい雨が降る日がある近頃のスイス。週末に雨に降られると、外出先も屋内に限られてきます。

先週末も雨に降られ、子どもたちが行きたがっていた動物園はお預け。外出するのはやめようかと思っていると…。「チョコレート工場に行きたーい!!とペマコ。「Frey(フレイ)のチョコレート工場がいい!!」とタマオ。

Freyねぇ…。これは以前のメルマガでもご紹介した、チョコレートの試食コンベアやチョコレートファウンテンがあるところです。子どもたちにとってはチョコレート食べ放題の夢の国なんですが…そんなに短期間で何度も行くところでもないのです。

チョコレート好きの我々一家はFreyではなく、行ったことのないチョコレート工場へ行くことに。いろいろと調べていたダンナさまが、「Maestrani(マエストラーニ)のチョコレート工場はどう?ボクもあんまり知らないけど」…あんまり知らないのに「どう?」ってどうなの?!『マエストラーニ』なんて聞いたことないけど…。

そう思っていると、「このチョコレートを作っているところ!」と写真を見せてくれました。

『Munz』と『MINOR』 image by:ojo

これ、スーパーでも見かけるチョコレートなんです!でも、『マエストラーニ』という会社名は知りませんでした。なんでも1852年創業とのことで、結構昔からあるチョコレートの会社のようです。

スイスの有名なチョコレートメーカー『カイエ』の創業が1819年(現存するスイスで一番古いチョコレート工場)、『リンツ』の創業が1845年、『レダラッハ』が1962年ということを見ると、有名どころにも引けをとらない歴史をもっているのです。

また、マエストラーニはオーガニックのカカオでチョコレートを作っているそうです。そのカカオの産地はボリビアなど南米のフェアトレードのものを使用。こだわりをもった製品を生産しているんですね。

早速、マエストラーニのチョコレート工場へ。チューリッヒ郊外の我が家から、車で片道約1時間ぐらいでしょうか。

image by:ojo

古いボーリング場のようなエントランス。

image by:ojo

中に入るとカウベルの装飾があります。「スイスのミルクを使っています!」アピールかもしれません。ちなみに、ミルクチョコレート発祥の地はスイスなんですよ。

工場・展示室見学の入り口 image by:ojo

入場料(※2019年9月現在)

  • 大人(17歳から):14CHF(約1,530円)
  • 6歳~16歳:8CHF(約870円)
  • 学生・年金受給者:10CHF(約1,090円)
  • ファミリーチケット(MAX5名まで、うち大人2人まで):34CHF(約3,700円)

我が家はファミリーチケットでの入場です。

image by:ojo

入り口にあるこの機械。どうやら顔写真を撮って…。

image by:ojo

ここに顔が映し出されるようなんです。

ガッツリ楽しむダンナ様image by:ojo

「ニコニコしたら写真撮るみたいよ」と、なんだかダンナ様が楽しそうだったので、私もやってみることに。しかし、いくらニコニコしても起動しない機械。地顔が怒り顔の私。笑顔と認識されなかったのでしょうか…。私の無駄なニコニコ返して!

そんなこんなで、展示室への扉が開きました。まずはフィルムを見てから先に進めるようです。

いま読まれてます
甘い匂いに誘われて。スイスのチョコレート工場で幸せ気分
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
TRiP EDiTORの最新情報をお届け
TRiPEDiTORオフィシャルメルマガ登録
TRiP EDiTORの最新記事が水・土で届きます