三菱UFJ、香港などでリストラ=証券部門の半減検討-株価伸び悩み
三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)が、香港やシンガポール、オーストラリアの証券部門の現地法人で、従業員を半減させるリストラを検討していることが24日、分かった。3地域で現在計約180人の従業員を90人程度に減らす計画という。近日中に実施する方針。
米中貿易摩擦などの影響で世界的に株価が伸び悩み、収益環境が悪化しているためだ。主に営業、市場担当者を削減する見通し。
MUFGは「競争力強化の観点からさまざまな施策を検討しているが、決まったことはない」(広報担当者)と説明している。(2019/09/24-20:26)