空母「加賀」、太平洋の海底で発見=ミッドウェー海戦で沈没-米調査チーム

2019.10.19
0
by 時事通信

 太平洋戦争で沈没した軍艦などの探査活動に当たっている米調査チームは17日、日米海軍が戦った1942年のミッドウェー海戦で沈没した旧日本海軍の空母「加賀」を、中部太平洋の水深5400メートルの海底で発見したと発表した。
 発見したのは、米IT大手マイクロソフトの共同創業者ポール・アレン氏(昨年10月死去)が設立した調査チーム。数週間にわたって広範な海域を捜索した末に見つけたという。過去には戦艦「武蔵」などを発見したと発表している。
 「加賀」は旧日本海軍の代表的な空母で、41年12月の真珠湾攻撃に参加した後、42年6月のミッドウェー海戦で沈没した。この海戦で日本側は空母4隻を失う大敗を喫し、太平洋戦争の転換点になったともいわれる。(2019/10/19-15:12)

print

人気のオススメ記事