「宮本武蔵」「ディア・ドクター」などの映画や「岸辺のアルバム」をはじめとする名作ドラマに出演した女優の八千草薫(やちぐさ・かおる、本名:谷口瞳=たにぐち・ひとみ)さんが24日午前7時45分、膵(すい)臓がんのため死去したことが28日に分かったと、NHKニュース、スポニチ、共同通信などが報じた。88歳だった。
映画やテレビでかれんでひたむきな日本女性の役などを演じ、幅広い世代に親しまれた女優の八千草薫さんが、今月24日、東京都内の病院で膵臓がんのため亡くなりました。88歳でした。https://t.co/5D4LvqPOtr
— NHK科学文化部 (@nhk_kabun) October 28, 2019
八千草さんは、宝塚歌劇団の娘役で活躍し、1951年に映画デビュー。「蝶々夫人」や「雪国」「男はつらいよ 寅次郎夢枕」などに出演し、テレビドラマの代表作は「阿修羅のごとく」「岸辺のアルバム」など多数。夫は映画監督の故谷口千吉さん。80歳をすぎても民放のドラマ「やすらぎの郷」に出演するなど活躍を続けてきたが、2018年2月に所属事務所の公式サイトで同年1月に膵臓がんの手術を受けたことを公表。その後、19年に入って肝臓にもがんが見つかり、闘病中であるとしていた。
この訃報に、Twitter上では八千草さんの生前の活躍を懐かしむとともに、その死を悼むツイートが多く投稿されている。
Twitter上の投稿
八千草薫さんといえば「前略おふくろ様」の料亭のかわいらしい女将さんが好きだった
— Lowgun211(全糖) (@narding211) October 28, 2019
この10月は悲しい事が続く…😢
永遠の少女、八千草薫さんが逝ってしまった。東宝作品は言わずもがな
日テレのドラマ「ちょっとマイウェイ」など本当子どもながら好きだった…写真は映画「白夫人の妖恋」の小青。まさに可憐の一言につきる。 pic.twitter.com/0czJgpQsUJ— 水谷謙太 (@l8ARBE68k0WZFLk) October 28, 2019
八千草薫さん…上品な人でした。話し方も綺麗で、おっとりして優しい感じが素晴らしかったなぁ。
『岸辺のアルバム』は忘れられないドラマの1つ。#action954— RN.ありでん (@Ariden197201) October 28, 2019
八千草薫さん、『白夜行』の「二人してそのざまか。哀れやの……」一生忘れません。 #action954
— 鈴のおと◇IOC…いだてん、面白いから、ちょこちょこ集まろうぜby クドカン【薬物報道ガイドライン】 (@otonosuzu) October 28, 2019
八千草薫さん。宝塚時代は清純な娘役で人気だったとか。
晩年も上品な老婦人がこの人ほど似合う女優さんはおられませんでした。木村さんとは『宮本武蔵』が最後の共演でしたね。
ご冥福をお祈りいたします。 pic.twitter.com/5Mj3akFqLx— HA~♡ (@1113_ha) October 28, 2019
八千草薫さん(88歳)のご冥福を心よりお祈りいたします。
お若い頃の画像を集めてみました。 pic.twitter.com/tFbQjK7Zrn— 森永タミー (@tammy_morinaga) October 28, 2019
八千草薫さん死去
映画やテレビでかれんでひたむきな日本女性の役などを演じ、幅広い世代に親しまれた女優の八千草薫さんが、今月24日、東京都内の病院で膵臓がんのため亡くなりました。88歳でした。https://t.co/onB819x3cM#nhk_news #nhk_video pic.twitter.com/PN6o9BQz4u— NHKニュース (@nhk_news) October 28, 2019
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image by: 朝日新聞社 (Asahi Shunbun) [Public domain], via Wikimedia Commons