海外の温泉も、いい湯だな。旅先で訪れたい「世界の名湯」5選

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2019/11/07

今も昔も日本人の心を癒す温泉。全国には多種多様な温泉街があり、旅行先での温泉というのは大きな楽しみのひとつでもありますよね。

でもこの温泉文化、実は日本だけにあるわけではありません。日本のように温泉で裸の付き合いをする国自体はかなり少ないのですが、世界各国には水着で温泉に浸かれるスポットがいくつも存在しているのです。

そこで今回は絶景も楽しめる「世界の温泉スポット」をご紹介します。海外旅行の際はぜひ参考にしてみてくださいね。

貴族の保養地「バース」/イギリス

image by:Shutterstock.com

Bath(バス)の由来にもなったといわれているイギリス唯一の天然温泉が南西部の都市「バース」。なかでも天然温泉サーメ・バース・スパは、ロンドンから約1時間半ほどの場所あり、17世紀の貴族たちの保養地であった建物をリメイクして作られました。

社交場でもあった建物内には神殿や昔の温泉施設が残されており、浴場跡や美しい街並みは世界遺産にも登録されています。

サーメ・バース・スパは2006年にオープンした比較的新しいスパ施設。水着を着用して温めのお湯にゆっくり長時間浸かるのがヨーロッパ流温泉の楽しみ方です。屋上のプールになったような温泉や温泉に浸かりながらのマッサージも受けられる贅沢な施設ですよ。

世界最大の「ブルーラグーン」/アイスランド

image by:Shutterstock.com

日本の温泉も季節を感じられる絶景を見ながら体を温めることができる素晴らしいものですが、海外のスケールの大きさを思い知らされるのがアイスランドにある「ブルーラグーン」です。

天然温泉ではなく人工的に作られた温泉ではあるものの、アイスランドの絶景を眺めながら青みがかった乳白色のお湯に浸かる至福の時間が過ごせます。

ブルーラグーンは大人気の施設ですから事前の予約が必要。日時が決められているのでツアーなどで参加するのが便利です。同施設の泥は美容の効果が高く、みんなお湯に浸かった後は泥を手にとって体に塗っています。バーがありお酒も楽しめる大人のための温泉ですよ。


チェスをするおじさんが名物「セーチェーニ温泉」/ハンガリー

image by:Shutterstock.com

東欧のハンガリーは実は温泉大国。なかでも2000年以上の歴史を持つのが、首都ブダペストにある「セーチェーニ温泉」です。こちらも貴族が体を温めながら人と触れ合う社交場としての意味が強かったといわれています。

日本の温泉とは雰囲気が違い、銅像や噴水などがある温泉施設を楽しみましょう。

セーチェーニ温泉はブダペストのど真ん中にあるので観光客だけでなく地元の人々も多く訪れています。首都の真ん中に温泉があるなんて羨ましいですよね。

3つのプールと15もの室内風呂がある巨大な施設で1日いても飽きません。セーチェーニ温泉の名物はお風呂に浸かりながらチェスを打っているおじさんたち。温泉が社交場だった時の雰囲気を残していますよ。

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