これから見ごろ。1日で楽しむ、埼玉・秩父の「穴場紅葉」スポットめぐり

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2019/11/14

埼玉県の紅葉スポットとして知られる秩父ですが、その紅葉の見どころは1カ所ではなく、複数点在しています。そこで今回は、比較的穴場な紅葉スポットから人気スポットまで、日中の明るい時間帯に回り切れる3カ所のスポットをご紹介しましょう。

image by:梅原慎治

まず、秩父の紅葉スポットは、埼玉県飯能市側(東京方面からの入り口)から秩父の市街地へ入る国道299号線を境にして、西側と東側に別れて点在しています。西側の有名スポットは、三峯神社や中津峡、東側の有名スポットは、長瀞や、月の石もみじ公園といったところでしょう。

西側と東側では、比較的標高の高い紅葉スポットが多い西側の方が色付き始めるのが早い傾向にあります。11月1週目の取材日は東側のスポットは殆ど色付いていないとの事前情報を得ていたため、西側を目指すことにしました。

赤い橋を臨む出会いの丘

豆焼橋と紅葉 image by:梅原慎治

最初に目指したのは、山梨県との県境に位置し、一般国道の山岳トンネルで日本一の長さを誇る雁坂トンネルの手前に位置する「豆焼橋」です。

橋の手前の道を右に入って行くと、出会いの丘というトイレや休憩室、自動販売機が完備された駐車スペースとなっており、近辺の紅葉狩りや、写真撮影の際にもってこいの場所。一方で、秩父の中でも奥の方に位置するため、比較的観光客が少ない穴場スポットでもあります。

雁坂大橋と紅葉 image by:梅原慎治

秩父の市街地から車で約1時間と山中に位置する秩父のなかでも結構な山奥なため、この場所に来るまでも道沿いに山々を見ることは可能です。

しかしそれらの山の木々はスギやヒノキ、ナラなどの針葉樹がほとんどで、紅葉を見ることができない場所が多いのです。景観的には最高の雷電廿六木橋(らいでんとどろきばし:ループ橋)の周囲も山に囲まれているのですが、コチラも例に洩れず針葉樹であるため、紅葉を味わうことが残念ながらできません。

豆焼橋の上から見た紅葉 image by:梅原慎治

さて、ここ出会いの丘から見る紅葉のポイントは、紅い橋(豆焼橋)と紅葉のコラボレーションと、黄色い橋(雁坂大橋)と紅葉とのコラボレーションです。

出会いの丘の紅葉 image by:梅原慎治

豆焼橋を臨む景色は、出会いの丘の展望スポットからが有名です。一方で、雁坂大橋を臨む景色は、豆焼橋から谷側を向けば見ることができます。こうして見ると雁坂大橋は随分遠くに見えますが、いま立っているこの橋に続く道を進むと、あの雁坂大橋を渡ることになるのです。不思議な感じですよね。


  • 彩甲斐街道 出会いの丘
  • 埼玉県秩父市大滝5643-1

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