セブンイレブンの不正発覚。今度は「残業代未払い」と「無断発注」

2019.12.10
by MAG2 NEWS編集部 HY
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コンビニエンスストア「セブンイレブン」で働くアルバイトやパート従業員の残業手当の一部を長期にわたり支払っていなかったことをセブン&アイ・ホールディングスが明らかにしたと日本経済新聞讀賣新聞などが報じた。未払い額は総額4億9000万円に達するといい、1970年代から支払いが不足していた可能性があるという。

各店のアルバイトやパート従業員は加盟店が直接雇用し、給与も負担しているが、給与計算や支払いはセブンイレブン本部が代行している。しかし、残業手当についての計算式が労働基準法で定められたものから外れており、本来支払うべき金額を満たしていない場合があったという。

今年9月に労働基準監督署が指摘し、判明。未払いの記録が残っているのは2012年3月以降のものだが、本部は過去の分も含め、対象となる全国の店舗従業員3万人に不足分を支払う方針だ。

これを受けてTwitterでは、「意図的なものではないか」などとセブンイレブンに対する辛辣な声が挙がる一方、氷山の一角だというツイートも見られる。

Twitterの反応

またセブンイレブンでは、先月にも加盟店を巡回する店舗経営指導員が店舗に無断でおでん種や弁当、季節商品などを発注していた事実も発覚。共同通信社などが報じている。

Twitterの反応

※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。

image by:withGod / Shutterstock.com

 

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