9月に実施された世論調査で、中国に対して「良い」印象を持っている日本人が15%しかいないことがわかったと産経新聞、日本経済新聞が報じた。これについて中国外交官は「とても低くてショックでした」ともらしていたという。低いながらも、中国に「良い」印象を持つ日本人の割合は4年連続上昇している。
今回の調査結果について、日本のネット上では「15%も良い印象を持っていることに驚く」「好かれる訳がない」と否定的な意見がある一方で「ネットとテレビから与えられた情報がない」「交流をもっと進化させないと理解は深まらない」と指摘する声も挙がっている。
世論調査に表れた日本人の中国不信 「良い印象」たったの15%https://t.co/pDgVdZwAkc#中国不信
— 産経新聞社 広報室 (@sankeikoho) December 11, 2019
この世論調査は、「言語NPO」が18歳以上の男女を対象に日中両国で行なったもの。有効回収標本数は2597だった。中国の印象を「良くない」と感じている日本人は84.7%と高いままであるが、「良い」印象と答える割合は、16年の8%、17年の11.5%、18年の13.1%…と、実は4年連続で上昇している。
これには、中国外交官が、両国を「青少年交流推進年」と位置づけて友好事業に力を入れてきたことが背景にある。来年春に予定されている習近平国家主席の「国賓」としての訪日を前に、「良い」印象の割合がより伸びることを期待していただけに、残念な結果となった。
人権侵害と民族差別についてのイメージが強く残ってしまった他、尖閣諸島問題なども、要因として考えられる。6日に発表された、内閣府による世論調査の結果では、日本国民の尖閣諸島への関心が高まったこともわかっている。
このような結果になったことについて、外交官は「日本の新聞やメディアでは中国人に対するマイナス報道が多い」と指摘。さらに「メディアには社会に対する責任があり、中日関係の改善と発展に向けて建設的な役割を果たしてほしい」と訴えたとのこと。
中国に「良い」印象を持つ日本人の割合が15%と低かったのに対して、日本に「良い」印象を持つと回答した中国人の割合は45.9%。これは、調査を始めた2005年以降で最も高い数値であり、両国民の温度差が浮き彫りになった。
Twitterの声
あれだけの悪辣三昧の中国をまだ15%も良い印象を持っているなんて…おそらくウイグル問題とか技術剽窃などあまり詳しく知らない人がそれだけいるんでしょうね。もしくは普通に親しい中国人の友人がいるとか。 https://t.co/iHdlctLCrh
— tarochang (@tarochang2) December 11, 2019
殆どの日本人は今の中国がどうなっているか知らず、反日デモ辺りで時計が止まっている?ネットとテレビから与えられた情報しかないからかな?
だから日中の交流をもっと進化させないと理解は深まらない#日中友好 #日中関係日本人の中国不信 「良い印象」たったの15% https://t.co/oZPgdUJc8z
— T-Bonsai (@KeynotfoundT) December 11, 2019
むしろ15%も良い印象を持っている事に驚くわ。憎日誘導、反日無罪妄想撲滅。 【国際情勢分析】世論調査に表れた日本人の中国不信 「良い印象」たったの15% https://t.co/r7VrItPggN @Sankei_newsさんから
— 風来坊実朱鷺 (@sane_toki_san) December 11, 2019
【国際情勢分析】世論調査に表れた日本人の中国不信 「良い印象」たったの15% https://t.co/b3gTiqCp22 @Sankei_newsから
実際に、旅行に行くと、報道されてない、普通の中国人が、住んでましたよ。
— 門田昌之「シェルター「たぬきちハウス零号」 (@LSclHDteLn2DbHX) December 11, 2019
【国際情勢分析】世論調査に表れた日本人の中国不信 「良い印象」たったの15% https://t.co/z7yRr9fJR3 @Sankei_news
尖閣諸島問題に端を発して、あれ程国民を動員して反日デモを煽り、国際的に多面的かつ執拗に何年にも亘って日本を攻撃し続けた中国がなに言ってるの?
好かれる訳がないでしょう— mituto (@mituto7) December 11, 2019
世論調査に表れた日本人の中国不信 「良い印象」たったの15%
なにが“たった”のだよ‼️
えっ😳、15%もどうしてあるんだよ‼️ https://t.co/VotBglLQ38— 戻ってきました、ルパン四世です (@fkwg8s9bagPoa8o) December 11, 2019
※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。
image by:Kaliva / Shutterstock.com