正月ぐらい読書しよう。この冬読みたい7冊のお勧めゼヒモノ書籍

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仕事に学業に子育てに、日々の生活に追われ読書する時間もないという方が多いかもしれません。しかし、読書は私たちにさまざまな効用をもたらしてくれることは間違いないようです。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者の真井花さんが、ホスピスでの最後の晩餐、数学者や芸術家の日常などなど、「本好きが勧めるイチオシの本」を紹介しています。

冬に読む本

さて、本日は本のお話。

みなさん、今年どのくらい本を読みましたか?

● 『AI vs. 教科書が読めない子どもたち

にもあるように、文章の意味が分からないようだと、将来的にAIと競争するハメになっちゃうんですよ。ヤだよね~。

本はガンガン読みましょう。今さら私が言うことじゃないですけど、って世の中の成功者がクチを揃えて言っていることですから。

読書によって

  • 今後の社会の変化を予測出来る
  • 人の気持ちが想像できる
  • 悪いコトをしようと思わなくなる

んですよ。

あの、最後のひとつって意外じゃないですか?私もコレを知った時ちょっと意外でした。何の関係があるんだと思ったんです。ですが、非行少年や犯罪者は、みな

  • このあと犯罪を犯したあと、どうなるか分かっていない

んですよ(゚ロ゚屮)屮 フツーなら「バレて、警察を呼ばれて、逮捕されて、家族にも会えなくなって、好きなものも食べられなくなって…ひょっとしたらそれが何年も続いて…そんなの絶対イヤだ」と思いますよね?つまり、自分の行為の後を想像しているんですが、コレが出来ないんです。

で、コレが出来ないのは

  • 因果関係のパターン認識が少なすぎるから

らしいんですね。ああすれば、こうなるみたいな因果関係。これにはパターンがあるんですが、これを知らないんです。いや、実にビックリです。

で、それじゃこの因果関係のパターンをどうやって認識させればいいのかなんですが、これに有用なのが

  • 小説を読むこと

だと。な、な、なるほど!小説は、こういう因果関係が装飾されて引き延ばされたものですからね。小説をたくさん読むことで、因果関係のパターンのストックが増えるんでしょう。

ま、これは読書の効用の一例にすぎませんが、ある程度まとまった時間のあるときに是非本を読んで欲しいと思うわけです。

今回は、家事ネタ以外の本も入れてみました。本好きが勧める本は、やっぱり面白いものですよ。ご興味がない分野でも是非読んでみてくださいね。

● 『主婦をサラリーマンにたとえたら、想像以上にヤバくなった件

もうね、家事や育児がどれほど大変なのかについて、女性側からは言い尽くしていると思うんですよ。もうここまできたら、男性側からこそ、家事がどれほど大変で世の男性の意識がどれほどマズいのか発信して欲しいと思っていました。これが!まさに!その本です!内容としては、まさに長年女性が言い続けてきたことばかりっていうのが、ちょっと笑える。家事なんてオレがやるの?とかトボケたことを言っている男性に。

● 『人生最後のご馳走

ホスピスで提供される週イチのリクエスト食。最後の晩餐に食べたい料理にはその人の人生が凝縮されていて…。静かにしずかに散っていく花びらを見ているようで、涙さえ出ない。年末年始には久しぶりに会う親族の方もいらっしゃるでしょう。幸せであたたかな食卓の思い出を増やすことが、人生の最後の瞬間の穏やかさに繋がっていくのだなと思います。

● 『世にも美しき数学者たちの日常

数学、好きなんですよね。苦手だけど( ̄∇ ̄)。で、数学者がどんな生活を送っているのかなと思って読んだのですが、これが結構笑える。『最後の秘境東京藝大─天才たちのカオスな日常』に似ています。まあ、数学と芸術は兄弟みたいなモンだもんね。自分とは違う人生を覗いてみたいときに。

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