韓国、台湾、タイ…根強いアジア人気、日本人は一体どこへゆく?

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2019/12/28

いまや海外旅行は当たり前のもの。そこで「素朴な疑問」が出てきます。みんな、いったいどこへ出かけているのでしょうか?

この度スカイスキャナージャパンが、「APACトラベルトレンド2019」で、その疑問に対してランキングで回答。さっそく、チェックしてみましょう。なお、このランキングは2018年10月から2019年までの間に日本国内から出発した往復便の件数をもとにしています。

第5位 マニラ/フィリピン

image by:Shutterstock.com

マニラ」のあるフィリピンは、かつてスペインの植民地でした。そのため、マニラにはスペイン統治時代の建物が残っています。その代表が「イントラムロス」。初代フィリピン総督レガスピが16世紀に築いた城砦都市の跡で、堅牢な外壁がスペインの栄華を偲ばせてくれます。

image by:ARTYOORAN/Shutterstock.com

そのスペインからの独立運動を進めたホセ・リサールを記念した「リサール公園」も、必見スポット。憩いの場でもあるので、まち歩きの休憩にはうってつけです。

遊びたいのなら「リゾート・ワールド・マニラ(RWM)」や「アヤラセンター」もありますよ。RWMはカジノで有名ですが、遊ぶときはあまりアツくなりすぎないように。

第4位 ハノイ/ベトナム

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ベトナム「ハノイ」観光で最大の見どころは、なんといっても「ハロン湾」。ハロン湾は朝夕ともに美しいことで有名です。1泊2日のクルーズで行けば、ピンク色の朝焼けも黄金色に染まる夕方の海も見られます。

またハノイの中心部をめぐるなら、「タンロン遺跡」は必見。ベトナムの王城跡で、世界遺産に登録されています。

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そして夜はナイトマーケットに行きましょう。ハノイのナイトマーケットはベトナム最大といわれており、長さ約300mの道に数百の屋台が出ます。商品は衣料品が多いですが、小物雑貨やB級グルメもあり、見ているだけで楽しくなること請け合いですよ。

第3位 台北/台湾

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日本からもほど近い「台北」は、見どころ満載の街です。蒋介石を記念した「中正記念堂」や、高さ508mの高層ビル「台北101」は、スケールの大きなものが好きな方なら必見。中国の芸術と文化をきわめたいなら「国立故宮博物院」がありますよ。収蔵品は69万点もあり、じっくり見るなら1日かかります。


また西門町は「台北の渋谷」といわれる若者文化の拠点なので、日本と比べてみると面白いかも。グルメ路線をとるなら名物・ソーセージを狙った「土林夜市」の食べ歩きがおすすめです。

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ジブリ映画『千と千尋の神隠し』の世界さながらと評判になった「九フン」も、見ておきたい場所ですね。多くの提灯が火を灯す夜の風景は、懐かしくもあり幻想的でもありで、見ていて飽きません。


第2位 バンコク/タイ

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日本から飛行機で約6時間のタイ「バンコク」が第2位に。この「ほどほどな遠さ」が旅行気分と手軽さを両立させるのか、日本人のバンコク観光はいまや定番中の定番ですね。

そのバンコクでまず見ておきたいのは寺院。「ワット・プラ・ケオ」、「ワット・ポー」、「ワット・アルン」の3大寺院は、その華麗さと壮大さで、宗教の範囲を超えた感動を与えてくれます。また「ワット・パークナム」の天井画は現代美術さながらで、インスタ映え間違いなしです。

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肩のこらないショッピングがしたいなら、週末限定開催の公認市場「チャトゥチャック・ウィークエンドマーケット」へどうぞ。約10万平方メートルの敷地内が衣類や飲食など8つのゾーンに分けられており、約8,000軒の店が出るにぎやかさです。

第1位 ソウル/韓国

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日本の隣国であり、非常にアクセスもよい韓国の首都「ソウル」が第1位となりました。まずは韓国の歴史を学びに、「昌徳宮」はいかがでしょう。李氏朝鮮の宮殿だった建物で、世界遺産に登録されています。

伝統に触れたら、次は現在へ。高さ236.7mの「Nソウルタワー」は、アミューズメントスポットとして有名です。

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グルメなら、「広蔵広場」へ。食べ歩きによし、落ち着いて食べて飲んでするもよし。ここのキムチは絶品といわれているので、ぜひどうぞ。

夜は漢江ナイトクルーズを体験してみましょう。あまり知られていないようですが、漢江から眺めるソウルの夜景はとてもステキなのです。

今回のランキングのTOP5は、すべてアジアの都市でした。「安い・近い・楽しい」と三拍子そろっていることが、日本の旅行者の間に浸透したようですね。ぜひ次の旅行計画の参考にしてみてくださいね。

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