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「汗水たらして働くほど貧乏になる」2020年代にお金を増やす5つの技術=午堂登紀雄

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かつて労働とは、がむしゃらに働くことだった

私が社会に出たころは、携帯電話はほとんど普及しておらず(ほぼポケベル)、インターネットもダイヤルアップ接続で「ピーヒャララ〜」という時代でした。

当然ながらオンラインバンキングもネットトレードもできないし、ブログやメルマガ、SNSも存在しませんでした。

こういう時代環境で成功するには、「とにかくがむしゃらに働く」ことが有効でした。だから私もがむしゃらに仕事に打ち込みました。

しかし、私自身の環境変化、そして昨今の若い起業家を見ると、もはや「汗水たらして働くだけではない」なと感じています。

いわゆる「労働」といえば、こうして文章を書いたり、講演をしたり、雑誌などの取材に応じたりですが、書くのは1日2時間程度ですし、講演や取材も時間が合えば(基本的にヒマですが)引き受けるという感じでのんびりと過ごしています。

なぜそんな生き方ができているのかというと、それは私の収入形態にあります。

インターネットがもたらした自由に稼ぐ道

たとえば私は作家としての一面がありますが、書籍やコラムの執筆はいつでもどこでもできますし、デジタルで納品できるので通勤もありません。

ネットビジネスもやっており、ネット広告やアフィリエイトは放置していても収入が得られます(アフィリは多少チューニングが必要ですが)。

また投資家としての活動もあり、旧来からやっている不動産や太陽光発電だけでなく、FX、株、仮想通貨のトレードをしています。

これらに共通する要素が何かおわかりでしょうか?

そう、ほぼすべてインターネットが基盤となっていることです。インターネットを活用すれば、会社に行くことなく、誰かと会うこともなく、人を雇ったりオフィスを構えたりすることもなく、自由に稼ぐことができるのです。

これはかつての労働観、人生観に対する革命をもたらす、強大な武器を手にしたと言えるでしょう。

すると「全員がそんなにうまくいくわけがない」という意見もあると思いますが、それは全員が東大や早稲田慶応に受かるはずがないのと同じく、「やり方×時間」の問題です。

適切なやり方で時間をかければ、年収1千万程度はすぐ射程圏内です。少なくとも私の周囲には、ひとりで年収2〜3千万円くらい稼いでいる人はザラにいます。

「稼ぐ」と「低コストで暮らす」は同時にやるべき

その方法は私が主催する起業塾で教えているのですが(ひとりひとりの興味関心やテーマ、競合環境なども違うため、個別のアドバイスを重視しています)、私は「稼ぐ」だけでなく、「いかに低コストで生活するか」も常に追求しています。

これは車の両輪のようなもので、収益を増やす一方で経費を削減すれば、手取りとして残るお金が増えます。

努力も才能もいらないのは何かというと、「固定費」の削減です。一度切り替えたり手続きをしたりすれば、その効果は何もしなくても何年も継続します。

たとえば電気料金を口座振替にすると50円の割引を受けられるとか、オール電化にすればガス料金の少なくとも基本料金はなくなるとか、意識しなくてもメリットが受けられます。

そこで私が実践している、努力も才能もいらない「コスト削減策&ライフハック術」ベスト5をご紹介します。 あなたが毎日使う日用品や家電製品、スマホ、比較的大きな金額に影響する保険や家賃に関する方法ですので、あなたにも必ず役に立つことでしょう――

image by:esp2k / ShutterStock.com

午堂登紀雄のフリー・キャピタリスト入門』(2020年1月1日号)より一部抜粋

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フリー・キャピタリストとは、時代を洞察し、自分の労働力や居住地に依存しないマルチな収入源を作り、国家や企業のリスクからフリーとなった人です。どんな状況でも自分と家族を守れる、頭の使い方・考え方・具体的方法論を紹介。金融・経済情勢の読み方、恐慌・財政破綻からの回避方法。マネタイズ手段としての資産運用、パソコン1台で稼げるネットビジネス、コンテンツを生み出し稼ぐ方法。将来需要が高まるビジネススキルとその高め方。思考回路を変えるのに役立つ書籍や海外情勢など、激動の時代に必要な情報をお届けします。

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