1億円、最も社会貢献に有効な使い道は?人気コンサルが解説

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イギリスのチャリティー団体「Charity Aid Foundation(CAF)」が発表する「世界寄付指数」をご存知でしょうか?約150の国を対象に「寄付をしたか」などの生活実態を調査するもので、日本は現在128位と不名誉な結果に終わっています。そんな日本人の皆さんがもしも大金を手にしたら、どのように使えば社会貢献できると思いますか? 『永江一石の「何でも質問&何でも回答」メルマガ』の著者で人気コンサルタントの永江さんと、一緒に考えてみましょう。

もし1億円を社会貢献に使うなら

Q. 手元の1億円で社会貢献をしたいという場合、今なら、どんな分野、団体等に投資や寄付するのが最も有効でしょうか?(「ドブに捨てるからこれだけはやめろ」との例があれば教えて下さい。)スタートアップ、災害義援金、子ども食堂、奨学金、政治家支援など色々ありそうです。一括1億円でも、1千万円が10本でも可。

永江さんからの回答

これは質問者さんが1億円の投資に対してどんな効果を期待しているかによると思います。例えば災害義援金に使うとすると、被災した高齢者の方々の家を建て直せるかもしれませんが、長い目で見て日本の将来にとって有益かというと疑問ですよね。

もし私が1億円を社会貢献に使うなら、高須先生のように奨学金を設立して未来ある若者に投資します。1億円あれば、経済的な事情で医学部への進学が難しい優秀な学生を数人支援することが出来ますし、1人医者を育てれば将来数千人を救うことが出来るでしょう。

さらに、以前のブログに書いた大村智先生のように、ノーベル賞を受賞したり難病の特効薬を発明すれば、世界中で何十万人の命を救えるかもしれません。それだけで日本への貢献度は計り知れませんよね。

選ぶ際、一番の基準は「自分はどんな社会貢献をしたいのか」ということです。今目の前で苦しんでいる人を助けたいのか、日本の将来に対して投資をしたいのか、議員への個人献金を通して政治を変えたいのか、今一度じっくり考えてみたらいかがでしょうか。

image by:Shutterstock

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商品開発や集客プロモーションを手がける会社を設立し多くの企業のマーケテイングを行う。メルマガでは読者から寄せられたマーケティングのお悩みに対し具体的な解決策を提示。ネットショップや広報担当を中心に多くの購読者から支持されている。

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