Q1.テレビなどのメディアでお見かけする機会の多いグレート義太夫さんですが、改めてどのような方なのかをまず知っていただきましょう。最近はどのような活動をされているのですか?
元々は「ビートたけしのバックバンド」出身なんですよ。ドラム叩いたり、ギター弾いたりしておりました。お笑いと音楽の融合ではないですけど、現在は、ギター弾きながらコミックソングを歌ってます。活動の拠点は「浅草東洋館」殿が修行した「元・フランス座」です。それと芝居の音楽を作ったりしています。最近は「ホーキング青山」と、落語家さんじゃない落語会「嘘つき迷人会」と言う会を定期的にやってます。覗きに来てください(笑)。
Q2. タレントとしてのお仕事以外にも音楽、寄席と精力的に活動されているグレート義太夫さんが今回、メルマガを始めようと思ったのはなぜでしょうか?また、メルマガの内容についても教えてください。
うちの玉袋筋太郎と長尾クリニックの長尾和宏先生のトークライブにゲストで呼ばれて、自身の病気について語ったのがたまたまスタッフさんの目に止まって、お話をいただいたのがきっかけです。
ですから、内容は病気「糖尿病・人工透析」についてが主になります。
Q3.登録ページのメルマガ説明文に、“病気の事”とありますが、このメルマガでは病気についてどのようなことを書かれるのでしょうか?
コンセプトは「悪い患者の見本」ですかね。医者の言うこと聞かないと、こんな風になっちゃうよ!と言う思いで書いてます。病気の方もそうですが、家族や知り合いに、同じ病気を持ってる方にも読んでいただければと思います。
Q4.また、“質問、相談、感想等々募集”という言葉もありました。メルマガを通して、読者さんとどんなコミュニケーションをとっていきたいとお考えですか?
この病気は、一人で悩んで内に篭ってしまう方が多いと聞きました。ちょっとは病気の先輩なので、何かアドバイスができたらと思っています。読者みんなでワイワイできたらいいなと思っています。
Q5. これまでのメルマガでは、どんなテーマを書かれてきたのでしょうか? また今後はどんなことについて“片っ端からつらつらと書いて”いきたいとお思いですか?
始めた時に長度入院していたものですから、最初は「入院日記」になってしまいましたが、これからは「糖尿になった経緯」「どうして病状は悪化したか」「糖尿から透析」とか、自分の経験を元に書いていければと思っています。
Q6. メルマガでも触れられていましたが、グレート義太夫さんが芸人の世界に興味をもったきっかけ、今だから話せる若手時代のエピソードを教えてください。
元々は子供の頃から寄席番組が好きで、外に遊びにも行かずにお笑い番組を見ているタイプでした。高校生の時に初めて「ツービート」を見て、それ以来すっかりファンになってしまい、漫才は録画、ラジオは録音と追っかけをやっていましたね。
入った時に殿に言われたのは、
「萩本さんとこはファミリーだけど、うちはアーミーだからな」
ホントに軍隊並みに厳しかったです(笑)。
Q7. そして、ご自身としては病気の発覚も大きな出来事であったと思うのですが、糖尿病になり人工透析が必要になった時はどんなことがあり、どんなことを考えられたのでしょうか。また、現在はどのように病気と付き合っていらっしゃるのでしょうか。
完全に病気をナメていました。父親がその病気で死んだのに、何一つ教訓として生かされていなかった事、自分が病気になって初めて事の重大さに気がつきました。糖尿も透析も「一生モノ」。もっと早くお医者さんの言う事を聞いていれば、透析のスタートは遅らせる事ができたのではないかと、そこは深く反省しています。後悔先に立たずですが…。
現在は「週3回の透析」を受け、食生活もなるべく自炊をするようにして、気をつけてはいるのですが、なかなか自分に甘いので、ゆるみがちです。
Q8.このメルマガは具体的にはどんな人に読んでもらいたいですか?また読む人に「読んでいてくれればこれだけは約束できる」ということはありますか?
前にも言いましたが、このメルマガは「悪い患者の見本」ですから、これに書いてあるような事は、絶対にやってはいけません!それは声を大にして言いたいです(笑)。なんとか病気の進行を遅らせる…。そのような手助けができるのではないかと思っています。
Q9. グレート義太夫さんが、「いずれメルマガ内で書いてやろう」とこっそり企んでいるエピソードがあれば1つだけ教えてください。
この世界に入って36年、いろんな経験をさせていただきました。もう芸能界終わりだと思った事や、学生時代に憧れた人と一緒に仕事ができたり…。そんな驚きを書けたらと思っています。
Q10.最後にこのメルマガを読むか迷っている方に向け、メッセージをお願いします。
病気で悩んでる方、知り合いに病気の方がいる方、病気ではないけど、お笑いが好きな方、そんな方々には笑って読んでいただける内容にしていこうと思っております。決して損はさせないように頑張りますので(笑)。どうか登録の方を宜しくお願い致します。